見解今回、抽選を担当した岡崎慎司さんはまずまずの仕事をしたのではないかと思います。前回と同じオーストラリア、サウジアラビア、中国と同じC組というのは厳しいですが、イランが入ったA組は中央アジア2カ国や北朝鮮など行きにくい国が多いですし、韓国が入ったB組は全て中東相手。それに比べると移動や時差含め、戦いやすいと見ていいでしょう。日本が肝に銘じなければいけないのは、欧州組がシーズン開幕直後でコンディションが上がっていない9・10月の序盤戦でしっかりと勝ち点を取ること。2018年ロシアW杯最終予選初戦でUAE、2022年カタールW杯最終予選初戦でオマーンに負けていることを考えると、最初の入りが非常に重要になってきます。森保一監督も前回の教訓を生かして策を講じるはず。今回こそはいいスタートダッシュを切れるような戦いを見せ、確実に切符をつかんでほしいと強く願います。
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コメンテータープロフィール
1967年長野県松本市生まれ。千葉大学法経学部卒業後、業界紙、夕刊紙記者を経て、94年からフリーに。日本代表は非公開練習でもせっせと通って選手のコメントを取り、アウェー戦も全て現地取材している。ワールドカップは94年アメリカ大会から7回連続で現地へ赴いた。近年は他の競技や環境・インフラなどの取材も手掛ける。
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