【速報】JAL(日本航空)へサイバー攻撃 現在システムで障害が発生 国内線・国際線とも運航に影響の可能性
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見解今後の展開を危惧しています。被害の詳細は発表されていませんが、サイバー攻撃を受け、何某かの被害を受けたこと、つまり一時的にサービスの一部で支障があったことは事実のようで、9:40頃には復旧するとともに、搭乗手続き等に支障はないということです。サイバー攻撃の詳細については不明なようで、その原因とともに、影響の範囲は確定していないようです。細心の注意や確認を行いながら運航を行っているようですが、継続的な攻撃やシステムに対して改ざんやマルウェアを忍ばせている可能性があり、すべてのシステムに関して詳細なチェックを行っているものと考えられます。この12月末という時期にサイバー攻撃を行い、少なからず被害を与えたということは恣意的な行為ではなく、意図をもっての攻撃であり、攻撃側の今後の対応が非常に危惧されます。ランサムウェア同様、何らかの宣言、あるいは要求や脅迫もあり得るでしょう。
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1989年大阪大学大学院工学研究科博士後期課程通信工学専攻修了、工学博士。同年、京都工繊大助手、愛媛大助教授を経て、1995年徳島大工学部教授、2005年神戸大学大学院工学研究科教授(~2024年)。近畿大学情報学研究所サイバーセキュリティ部門部門長、客員教授。情報セキュリティ大学院大学客員教授。情報通信工学、特にサイバーセキュリティ、情報理論、暗号理論等の研究、教育に従事。内閣府等各種政府系委員会の座長、委員を歴任。2018年情報化促進貢献個人表彰経済産業大臣賞受賞。 2019年総務省情報通信功績賞受賞。2020年情報セキュリティ文化賞受賞。2024年総務大臣表彰。電子情報通信学会フェロー。