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宮下公美子

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介護福祉ライター/社会福祉士+公認心理師+臨床心理士

報告

補足血のつながった親子という近い関係だからこそ苦しい,ということがあります。 長年,親からの虐待に遭ってきた。 ヤングケアラーとして、ずっと病気がちの親の世話をしてきた。 アルコール依存症や精神疾患のある親の不始末の後始末をしてきた。 そうした親から離れたいと望んだとき、離れられる仕組みがあるのは,救いです。 本来であれば,公的成年後見制度が適応であれば,活用してほしいところです。しかし,一度利用を開始すると原則、生涯利用し続けなくてはならない,その間,利用料が発生する,後見人を選べないなど、使い勝手が悪いこともあり、十分対応できていません。 早く使いやすい制度となり,民間のサポートと比較検討して選択できるようになって欲しいものです。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 井上智介

    精神科医/産業医

    見解介護等を理由に離職した人の話を聞くことがありますが、まさに壮絶。 家庭内のことだし、家族としての情…続きを読む

  • 高野龍昭

    東洋大学 福祉社会デザイン学部 教授/介護支援専門員

    補足法と制度をクールに解釈すれば、子は親を棄てる自由があります。 もちろん、それを都合よく拡大解釈するの…続きを読む

コメンテータープロフィール

宮下公美子

介護福祉ライター/社会福祉士+公認心理師+臨床心理士

高齢者介護を中心に、認知症ケア、介護現場でのハラスメント、地域づくり等について取材する介護福祉ライター。できるだけ現場に近づき、現場目線からの情報発信をすることがモットー。取材や講演、研修講師としての活動をしつつ、社会福祉士として認知症がある高齢者の成年後見人、公認心理師・臨床心理士として神経内科クリニックの心理士も務める。著書として、『介護職員を利用者・家族によるハラスメントから守る本』(日本法令)、『多職種連携から統合へ向かう地域包括ケア』(メディカ出版)、分担執筆として『医療・介護・福祉の地域ネットワークづくり事例集』(素朴社)など。

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