補足広大な太平洋が戦場となりました。日本はそれを横切ってハワイを急襲して戦争は始まり、アメリカ軍は太平洋の日本軍の拠点を奪いながら圧迫する戦略を取りました。 トラック諸島は有数の大環礁で、連合艦隊の一大拠点でしたが、1944年2月に米軍が空襲しました。真珠湾の復讐だとして日本軍と同じく6隻の空母を動員し、航空施設、補給施設は破壊され、環礁内の数多くの艦船が沈没。拠点は破壊され日本の太平洋での敗北は決定的になりました。死者は7000人以上、その中に愛国丸がありました。 華やかな貨客船として生まれたのに、開戦で武装を施され徴用された船員と海軍将兵が乗り込んでいました。 太平洋戦争は日本が資源獲得のために始めたもので、米軍はその海上輸送網を徹底的に破壊する作戦を取りました。 民間の船員の死者は6万人にのぼり、まだ多くは海底に眠ったまま。遺骨収集は大きな課題です。 戦後は、まだ終わっていません。
コメンテータープロフィール
早稲田大学法学部卒業後NHK入社 沖縄放送局で沖縄戦や基地問題のドキュメンタリーなどを制作。アジアセンター、報道局チーフプロデューサーをへて、「戦争証言プロジェクト」・「東日本大震災証言プロジェクト」編集責任者として番組とデジタルアーカイブを連携させる取り組みで、第37回、39回の放送文化基金賞受賞。その後、Yahoo!ニュースプロデューサーとして全国の戦争体験を収集する「未来に残す戦争の記憶」の制作にあたる。2023年から日本ファクトチェックセンター副編集長として、ファクトチェックとリテラシー教育に取り組む。立教大学大学院 特任教授 デジタルアーカイブ学会理事 及び 地域アーカイブ部会会長
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