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松平尚也

松平尚也

認証済み

農業ジャーナリスト、龍谷大学兼任講師、AMネット代表理事。

報告

補足野生鳥獣による農作物への被害額は156億円に上っている(2022年度)。被害は営農意欲減退や、離農者の増加を招いており、農山村に深刻な影響を及ぼしている。被害額の全体の7割がシカ、イノシシ、サルによる被害となっている。  農林水産省は被害対策として個体群管理、侵入防止対策、生息環境管理の3本柱が基本としており、地域ぐるみでの対策が重要とする。しかし農業者の高齢化により対策を徹底できない状況もある。  モンスターウルフの導入により被害の軽減が期待されるが、他の地域に逃げるだけ、という声もある。。鳥獣被害が広がらないように根本的な対策を検討していくことが必要と言えるだろう。

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コメンテータープロフィール

松平尚也

農業ジャーナリスト、龍谷大学兼任講師、AMネット代表理事。

農・食・地域の未来を視点に情報発信する農業ジャーナリスト。龍谷大学兼任講師。京都大学農学研究科に在籍し国内外の農業や食料について研究。農場「耕し歌ふぁーむ」では地域の風土に育まれてきた伝統野菜の宅配を行ってきた。ヤフーニュースでは、農業経験から農や食について語る。NPO法人AMネットではグローバルな農業問題や市民社会論について分析する。有料記事「農家ジャーナリストが耕す「持続可能な食と農」の未来」配信中。メディア出演歴「正義のミカタ」「めざましテレビ」等。記事等に関する連絡先:kurodaira1974@gmail.com(お急ぎの方は連絡先をご教示くだされば返信します)。

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