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増沢隆太

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「謝罪のプロ」こと危機管理コミュニケーション専門家

報告

補足内定率の変化は、大きな変動というよりは誤差の範囲内程度の変化でしょう。 文系の内定率減少に比べ、理系の減少率が少ないと書かれていますが、採用現場では理系学生の取り合いになっています。 旧帝などトップ層は元から激しい取り合いですが、上位校、中堅校でも理系は相当な売り手市場です。企業側は内定を出しても他社に行かれてしまうため、採用そのものの長期化に加え、内定後のリテンション(内定者確保)に腐心しています。 大学側では、不要な複数内定は企業にも迷惑をかけるので、早く進路は一本に絞るよう指導していますが、一人で多数の内定を取れるような優秀層学生の中には複数内定を持ったままの者もいます。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 石渡嶺司

    大学ジャーナリスト

    見解内定率と就職率(卒業者に占める就職者の割合)の違いから来るマジックが「4年ぶりの低下」になります。 …続きを読む

コメンテータープロフィール

増沢隆太

「謝罪のプロ」こと危機管理コミュニケーション専門家

東北大学特任教授/人事コンサルタント/産業カウンセラー。コミュニケーション専門家として企業研修や大学講義を行う中、危機管理コミュニケーションの一環で解説した「謝罪」が注目され「謝罪のプロ」と命名されるが、実はコミュニケーションとキャリアデザインのWメジャーが専門。ハラスメント対策、就活、再就職支援など、あらゆる人事課題で、上場企業、巨大官庁から個店サービス業まで担当。理系学生キャリア指導の第一人者として、日本初の理系専用キャリアガイドを著わし、理系マイナビ他Webコンテンツも多数執筆。30代に会社を辞め、自費によるロンドン大学大学院留学でキャリアチェンジを果たしたリスキリング先駆者。

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