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小崎恭弘

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大阪教育大学教授/元附属小学校長/ファザーリングジャパン顧問

報告

解説子どもの食事内の事故はこれまでも例があり、保育においてもさまざまな対策や取り組みがなされてきました。 こども家庭庁は「教育・保育施設等における事故防止及び事故発生時の対応のためのガイドライン」を作成し、事故防止に努めています。この中でも食事については、多くの記載があります。 その中に「食事の介助をする際に注意すべきポイント」を設けて、以下のような点を指摘しています。 ・ ゆっくり落ち着いて食べることができるよう子どもの意志に合ったタイミングで与える。 ・ 子どもの口に合った量で与える ・ 食べ物を飲み込んだことを確認する ・ 汁物などの水分を適切に与える。 ・ 食事の提供中に驚かせない。 ・ 食事中に眠くなっていないか注意する。 ・ 正しく座っているか注意する。 今回これらがどのように取り扱われていたかなど、検証が求められるでしょう。再発の防止に保育全体で務めたいです。

コメンテータープロフィール

小崎恭弘

大阪教育大学教授/元附属小学校長/ファザーリングジャパン顧問

大阪教育大学健康安全教育系教育学部教員養成課程家政教育部門 (保育学) 教授。元大阪教育大学附属天王寺小学校長。2009年関西学院大学大学院人間福祉研究科後期博士課程満期退学。西宮市市役所初の男性保母として採用・市役所退職後、神戸常盤大学を経て現職。専門は「保育学」「児童福祉」「子育て支援」三人の男の子それぞれに育児休暇を取得。それらの体験を持ちに「父親の育児支援」研究を始める。東京大学発達保育実践政策学センター研究員。NPOファザーリングジャパン顧問。各自治体の委員を務める。

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