解説働き方の多様性を支える一つの視点は、転職などが行いやすい職業の流動性の高さだと思います。 従来は「日本型雇用形態」と言われるように「終身雇用」「年功序列」が、当然のものとされていました。まだまだその影響が色濃く残っているところもありますが。しかし仕事内容の多様化や、それらを取り巻くICTの発展、海外企業のとの競合など、さまざまに急激な変化が起きました。これまでの日本型では対応ができず、熾烈な競争に勝てない状況です。 そのような背景の中で、これまでとは違う働き方や人材のあり方が求められています。その一つが女性の転職です。また記事にあるように「子育て経験」の評価は、とてもユニークであり新しい人材の発掘につながると思います。ただし「子育て経験=職業スキル」ということではないです。子育てで培ったさまざまな力を、うまく活用できる意識と周りの環境が必要でしょう。今後の取り組みに期待しています。
コメンテータープロフィール
大阪教育大学健康安全教育系教育学部教員養成課程家政教育部門 (保育学) 教授。元大阪教育大学附属天王寺小学校長。2009年関西学院大学大学院人間福祉研究科後期博士課程満期退学。西宮市市役所初の男性保母として採用・市役所退職後、神戸常盤大学を経て現職。専門は「保育学」「児童福祉」「子育て支援」三人の男の子それぞれに育児休暇を取得。それらの体験を持ちに「父親の育児支援」研究を始める。東京大学発達保育実践政策学センター研究員。NPOファザーリングジャパン顧問。各自治体の委員を務める。
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