補足今、東北地方などに雨を降らせている低気圧は「寒冷渦」と呼ばれるもので上空に強い寒気を伴っています。 今の時期は地上の気温は上がるようになってきているため地上と上空の温度差が大きくなり、雷雲が発達しやすくなります。 またこの寒冷渦の特徴は動きが遅いというところにもあります。上空の偏西風から切り離されているためで、このためあす3日(月)にかけても影響が及びます。 特にあすは関東北部で一旦晴れて気温が上がるため発雷確率が高くなっています。急な強い雨や落雷、ひょうなどにご注意ください。
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コメンテータープロフィール
東京都出身。大学卒業後、会社員やフリーターなどを経て、2012年に気象予報士を取得。2015年からミヤギテレビにて気象キャスターとして出演中。趣味はバイクに乗ること、目標は「宮城の天気と言えばこの人!」と言われること。南東北の北東から、天気の怖さと面白さをお伝えします。
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