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小菅将樹

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元労働基準監督官/アヴァンテ社労士事務所 代表

報告

解説最低賃金だけの議論で終わってはいけないことです。社会保障制度のあり方に視点を持ちながら、多角的に考えるべきです。1,500円に引き上げることだけを考えれば、法令上の義務に反した場合の罰則適用の対象になるため、現実的に難しい可能性はあります。最低賃金自体引き上げることは望ましいことですので、引き上げるという選択肢も持ちつつ、本質に踏み込んだ活発な議論が期待されます。

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    エコノミスト/経済評論家

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コメンテータープロフィール

小菅将樹

元労働基準監督官/アヴァンテ社労士事務所 代表

明治大学法学部卒業後、労働事務官として労働省へ入省し、個別労働関係紛争解決促進法の策定や国会対応業務、労働安全衛生総合研究所で研究員の給与計算業務等を経て、労働基準監督官に転官。厚生労働本省、労働保険審査会事務局、神奈川県相模原署、川崎南署、神奈川労働局労働保険徴収課勤務後、厚生労働省を退職。現在は各企業の顧問業務、法定教育、各種セミナー、安全パトロールを行っている。サッカー、フットサルの競技における運動器障害や大けがの経験を経て、運動指導に関わるトレーナーライセンスを取得。アスリートや企業で働く方など幅広い方を対象に、頭と動作を鍛え、機能改善、運動パフォーマンス向上へ導く運動指導を行う。

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