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河村鳴紘

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サブカル専門ライター

報告

見解リアルマネートレード(RMT)は、長年にわたっての懸念であり、複雑な問題です。 ゲームを知らない人からするとRMTの概念を理解することが大変です。オンラインゲームのキャラクター、ゲーム内のレアアイテムなどが高額取引されることに、驚かれるのではないでしょうか。 2000年代にRMTを扱う会社に取材をする機会がありました。当時は「ゲームを楽しみたい人の時間を肩代わりする」などの新ビジネスという触れ込みでした。運営するゲーム会社の規約に反している、許諾を得ていない点を聞くと、「法に触れてない」という苦しい答えでした。 記事のように法整備の検討をすべきという声があるのも理解できますが、具体的にどうするかが難問です。現実として規約禁止事項(RMT)に手を出す利用者がいるわけで、よく考えないと意味の薄いことになりそうです。そして犯罪の温床になるのは、ゲームに限ったことでないことも触れておきます。

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同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 篠原修司

    ITジャーナリスト/炎上解説やデマ訂正が専門

    提言RMTがはびこる原因は、オンラインゲームの設計に問題があるからです。 多くのオンラインゲームは月額課…続きを読む

コメンテータープロフィール

ゲームやアニメ、マンガなどのサブカルを中心に約20年メディアで取材。兜倶楽部の決算会見に出席し、各イベントにも足を運び、クリエーターや経営者へのインタビューをこなしつつ、中古ゲーム訴訟や残虐ゲーム問題、果ては企業倒産なども……。2019年6月からフリー、ヤフーオーサーとして活動。2020年5月にヤフーニュース個人の記事を顕彰するMVAを受賞。マンガ大賞選考員。不定期でラジオ出演も。

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