補足コロナ禍で大学のゼミ、アルバイトやサークルなどが軒並み、対面での接触が中止となりました。 オンラインではつながったものの、孤独感が他の世代以上に強かったことは確かです。 ただでさえ社会経験が少なく、こうしたマルチなどに弱い世代であり、そこに孤独感がこうした事件につながっています。 この事件では高額なビジネススクールを利用しています。事件化はしていないものの、就活塾の一部もこのマルチ勧誘に近いものがあります。 就活は学生有利の売り手市場が続いており、就活塾の必要性は薄れています。にもかかわらず、存続している就活塾の一部は今回のビジネススクールに近いと言えます。 ビジネススクールにしろ、就活塾にしろ、すぐれたものであればマルチ勧誘する必要性は全くありません。 ビジネススクールや就活塾を検討する学生はその点も考慮していくといいでしょう。
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コメンテータープロフィール
1975年札幌生まれ。北嶺高校、東洋大学社会学部卒業。編集プロダクションなどを経て2003年から現職。扱うテーマは大学を含む教育、ならびに就職・キャリアなど。 大学・就活などで何かあればメディア出演が急増しやすい。 就活・高校生進路などで大学・短大や高校での講演も多い。 ボランティアベースで就活生のエントリーシート添削も実施中。 主な著書に『改訂版 大学の学部図鑑』(ソフトバンククリエイティブ/累計7万部)など累計33冊・66万部。 2024年7月に『夢も金もない高校生が知ると得する進路ガイド』を刊行予定。
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