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石井徹

石井徹

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モバイル・ITライター

報告

見解世界的にみて、スマホ市場は大型化が進んでいます。 Appleが2020年に投入したiPhone 12 miniは5Gスマホとしては今でも世界軽量の小型スマホすが、販売は振るわず、大幅な減産という結果になりした。 2021年のBALMUDA Phoneは、5G Androidスマホで最軽量でしたが、日本市場だけでも受け入れられず、メーカー撤退の憂き目に合いました。 スマホの小型ディスプレイは流通しづらくなっており、調達費用上昇の原因となります。小型へのこだわりは、BALMUDA Phoneの失敗につながった強気の価格設定に至る要因になりました。 また直近では日本メーカーの海外展開も大型化の要因となっています。シャープは入門モデルAQUOS wishシリーズの新型を6.6インチに大型化しました。これは台湾やシンガポールなど、海外の販売国で受け入れやすいサイズ感を選んだからだといいます。

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コメンテータープロフィール

スマホを中心にモバイル・通信技術を幅広く取材するフリーランスライター。MaaSや自動運転技術の普及を背景に、交通分野への技術動向にも着目する。主な寄稿先はITmedia NEWS、DIAMOND SIGNAL、Engadget 日本版など。

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