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石戸諭

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記者 / ノンフィクションライター

報告

見解少子化対策、新型コロナ禍での婚姻減少をテーマにしたルポルタージュの取材でインタビューをしたことがあります。政策の細かいところまで精通し(私には異論もありましたが)、将来への展望を縦横無尽に語り、新世代の政治家を感じさせてくれた一人でした。特に都市部選出の自民党議員の一つのモデルとなる存在だったと思います。今回の総裁選の前に「文藝春秋」で発表した、自民党改革試案は自民党に限らず、今後の日本の政党を考える上でも示唆に富んだ論考でした。こうした論考を出すくらいですから、本人も次への意欲があったと考えるほうが自然でしょうし、あくまで一般論ですが政治家が病状を不出馬の理由として公表するのはよほどのことです。療養の上で、再起を願います。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 中北浩爾

    政治学者/中央大学法学部教授

    見解小倉将信さんとは私も面識がありますが、こども政策担当相を務めた非常に優秀な議員。衆議院当選4回のなか…続きを読む

  • 末冨芳

    日本大学教授・こども家庭庁こども家庭審議会部会委員

    見解初代のこども政策担当大臣として、こども基本法に基づき、子ども若者や子育て当事者の声にも耳を傾け、尊重…続きを読む

コメンテータープロフィール

石戸諭

記者 / ノンフィクションライター

1984年、東京都生まれ。2006年に立命館大学法学部を卒業し、同年に毎日新聞社に入社。岡山支局、大阪社会部。デジタル報道センターを経て、2016年1月にBuzzFeed Japanに移籍。2018年4月に独立し、フリーランスの記者、ノンフィクションライターとして活躍している。2011年3月11日からの歴史を生きる「個人」を記した著書『リスクと生きる、死者と生きる』(亜紀書房)を出版する。デビュー作でありながら読売新聞「2017年の3冊」に選出されるなど各メディアで高い評価を得る。

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