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石戸諭

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記者 / ノンフィクションライター

報告

見解記事の通りだとすると、読売新聞の行為は悪質な捏造です。支局から送った記事に対して、本社やデスクの意向が反映された形で記事が直されることは確かにあります。しかし、現場で起きている事実に反している場合(本件のように実際に語っていないコメントも含む)がきた場合、少なくとも私がいた新聞社の場合、現場で取材をした記者、支局のデスクが赤字を入れて返します。「現場取材をしている記者が、現場を一番知っているのだから直した記事で違うことは違うと言え」という職業倫理を支局時代のデスクから叩き込まれましたが、ベテラン記者でここまで倫理が崩壊した記者がいることに驚きました。掲載までの経緯を詳しく調べ、公表することが求められます。

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コメンテータープロフィール

石戸諭

記者 / ノンフィクションライター

1984年、東京都生まれ。2006年に立命館大学法学部を卒業し、同年に毎日新聞社に入社。岡山支局、大阪社会部。デジタル報道センターを経て、2016年1月にBuzzFeed Japanに移籍。2018年4月に独立し、フリーランスの記者、ノンフィクションライターとして活躍している。2011年3月11日からの歴史を生きる「個人」を記した著書『リスクと生きる、死者と生きる』(亜紀書房)を出版する。デビュー作でありながら読売新聞「2017年の3冊」に選出されるなど各メディアで高い評価を得る。

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