来年1月5日にジョージア州で行われる予定の、上院最後の2議席を決める決選投票の結果、かりに2議席とも民主党の候補者が取れば、連邦議会は上下両院とも民主党が多数派となる。その状況で、大麻合法化法案が再提出されれば、法案が成立する可能性はかなり高い。かりに共和党が上院で多数派を維持した場合でも、世論調査で米国人の3人に2人が大麻合法化に賛成の意を表していることから、早晩、連邦レベルでも大麻が解禁されると見る関係者は多い。ベビーブーマー以降の世代は大麻を吸った経験を持つ人が多く、大麻にあまり抵抗感がないのが実態だ。ハリス次期副大統領も若いころに大麻を吸ったことがあるとメディアは伝えているが、それを問題視する雰囲気はない。
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コメンテータープロフィール
米コロンビア大学大学院(ジャーナリズムスクール)修士課程修了。日本経済新聞生活情報部記者、同ロサンゼルス支局長などを経て、独立。食の安全、環境問題、マイノリティー、米国の社会問題、働き方を中心に幅広く取材。著書に『アメリカ人はなぜ肥るのか』(日経プレミアシリーズ、韓国語版も出版)、『仕事ができる人はなぜワインにはまるのか』(幻冬舎新書)など。
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