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飯塚真紀子

飯塚真紀子

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在米ジャーナリスト

報告

補足「撤退をしない」と主張したバイデン氏ですが、今が自身にとっては正念場であることを自覚しているとの見方もあり、ジル夫人や息子ハンター・バイデン氏、独立記念日のお祝いにワシントンを訪問する妹と話し合う予定とも報じられています。 NYタイムズによると、民主党は判断に苦しんでいるのではないかとの見方も。というのは、これまでの大統領選では指名候補者がここまで遅い段階で撤退した例がなく、また、高齢問題が今後4年間大統領を務める人物として適正かが議論される候補者もいなかったからです。バイデン氏を指名しなくても民主党はトランプ氏に勝てるのか?  新しい候補者を選ぶのと討論会の失敗が批判されて大統領としての適正が問題視されているバイデン氏に固執するのとではどちらがリスクが高いのか?で、民主党も揺れ動いているのではないかと捉えられています。揺れ動くバイデン氏と民主党が最終的にどんな結論を出すのか注目されます。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 前嶋和弘

    上智大学総合グローバル学部教授

    補足5日のABCニュースのインタビューが正念場となります。しっかりした受け答えで「大丈夫」という印象を残…続きを読む

コメンテータープロフィール

大分県生まれ。早稲田大学卒業。出版社にて編集記者を務めた後、渡米。ロサンゼルスを拠点に、政治、経済、社会、トレンドなどをテーマに、様々なメディアに寄稿している。ノーム・チョムスキー、ロバート・シラー、ジェームズ・ワトソン、ジャレド・ダイアモンド、エズラ・ヴォーゲル、ジム・ロジャーズなど多数の知識人にインタビュー。著書に『9・11の標的をつくった男 天才と差別ー建築家ミノル・ヤマサキの生涯』(講談社刊)、『そしてぼくは銃口を向けた」』、『銃弾の向こう側』、『ある日本人ゲイの告白』(草思社刊)、訳書に『封印された「放射能」の恐怖 フクシマ事故で何人がガンになるのか』(講談社 )がある。

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