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飯塚真紀子

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在米ジャーナリスト

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補足このポッドキャストのインタビューでは、トランプ氏は「もっと賢い大統領がいれば、この戦争は簡単に解決できただろう」とバイデン氏の知性をけなす発言をする一方、プーチン氏については何も言及しませんでした。 前から、ロシアに対して友好的な姿勢を示してきたトランプ氏ですが、ウクライナ侵攻開始以降も、プーチン氏に対する批判を抑え、むしろバイデン氏に責任を転嫁する姿勢を示しています。 米紙ワシントン・ポストは、トランプ氏がロシアとの交渉姿勢を維持することには意味があるものの、プーチン氏の行動を批判しないことを問題視し、西側諸国はプーチン氏の行動を容認しない、正当化しないという姿勢を示すことで同氏に圧力をかけられると訴えています。また、同紙は、トランプ氏の発言により、ロシアによるウクライナ侵攻はゼレンスキー氏のせいという認識が米国民の間に広がれば、それはプーチン氏への贈り物になるとの見方も示しています。

コメンテータープロフィール

大分県生まれ。早稲田大学卒業。出版社にて編集記者を務めた後、渡米。ロサンゼルスを拠点に、政治、経済、社会、トレンドなどをテーマに、様々なメディアに寄稿している。ノーム・チョムスキー、ロバート・シラー、ジェームズ・ワトソン、ジャレド・ダイアモンド、エズラ・ヴォーゲル、ジム・ロジャーズなど多数の知識人にインタビュー。著書に『9・11の標的をつくった男 天才と差別ー建築家ミノル・ヤマサキの生涯』(講談社刊)、『そしてぼくは銃口を向けた」』、『銃弾の向こう側』、『ある日本人ゲイの告白』(草思社刊)、訳書に『封印された「放射能」の恐怖 フクシマ事故で何人がガンになるのか』(講談社 )がある。

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