解説榛葉幹事長は長年参議院の民主党・民進党国会対策委員長として、与野党の折衝に関わってきました。安保法制など難しい審議などにおいても自民党国対との太いパイプを活かして微妙な交渉を担ってきた印象です。 どちらかと言えばハウス(参議院)の実力者、実務者というイメージで、このようにメディアにフィーチャーされることは御本人からしても想定外だったのではないでしょうか。 希望の党・旧国民民主党では古川元久議員が幹事長などの役職を歴任してきましたが、国対畑の榛葉氏が実務面、玉木代表が政策面を語るという分担が、これまでのところ上手く機能しているように見えます。 民主党時代から記者とのやり取りは多く、場面場面を切り取りやすいという点も含め、時代と噛み合った感もあります。 ただ、特定のメディアを名指しで批判・揶揄する場面も多く、今後注目度が高まった際に、どのような立ち振舞になるか、注目です。
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コメンテータープロフィール
京都府京都市生まれ。早稲田大学を卒業後、グーグル株式会社にて中小企業の広告コンサルティングとアジア太平洋地域のデータ分析を行う。2014年、デジタルマーケティングを事業領域とするCMO株式会社を設立。平河エリ(ペンネーム)名義で、著書「25歳からの国会 武器としての議会政治入門」(現代書館)を出版。2020年尾崎咢堂ブックオブ・ザ・イヤー大賞。英紙Economist、NHK、各新聞社などにコメントするほか、各種媒体にて連載。2024年、政治家・立候補者のセカンドキャリア支援を行う株式会社PublicBeyondを設立。政界と民間の人材流動化に取り組む。
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