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縣秀彦

縣秀彦

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自然科学研究機構 国立天文台 准教授

報告

補足日本で皆既日食が見られるのは、2035年9月2日午前中、北関東から北陸にかけての狭い帯の範囲、具体的には、茨城、栃木、埼玉北部、群馬、長野北部、新潟南部、富山、石川の北部です。 地球全体でみますと、毎年のように日食は起こっています。皆既日食も2035年までに数回、地球上のどこかで見られるのですが、海の上とか北極周辺とか行き難い場所が多いのが事実です。金環日食は日本でも2030年6月1日に起こるのですが、見られるのは、富良野や帯広を中心に北海道の広い範囲になります。日本の場合は、6月も9月も雨の多い時期ですが、運よく、晴れることを願っています。

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コメンテータープロフィール

縣秀彦

自然科学研究機構 国立天文台 准教授

1961年長野県大町市八坂生まれ(現在、信濃大町観光大使)。NHK高校講座、ラジオ深夜便にレギュラー出演中。宙ツーリズム推進協議会代表。国立天文台で国際天文学連合・国際普及室業務をを担当。専門は天文教育(教育学博士)。「科学を文化に」、「世界を元気に」を合言葉に世界中を飛び回っている。

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