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服部倫卓

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北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター教授

報告

見解これが、日本が正統性を認めていないような政権なら、正式な大使を派遣せず、信任状捧呈を回避する方法もある。しかし、日本はプーチン政権の正統性を認めていないわけではなく、その行動を問題視している形である。したがって、大使が信任状捧呈に臨み、結果的にプーチンと握手することになってしまうのは、やむをえない。 過去2年あまりと同様、日露関係は当面、凍り付いた状態が続くことになろう。

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  • 畔蒜泰助

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コメンテータープロフィール

服部倫卓

北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター教授

1964年静岡県生まれ。主な著作に、『不思議の国ベラルーシ ―ナショナリズムから遠く離れてー』、『ウクライナを知るための65章』(共編著)など。趣味は音楽鑑賞(主に1950~1970年代のソウル、ロック、ポップス)と、サッカー観戦(清水エスパルスのサポーター)。

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