補足年収の壁を巡る議論は、それを意識して労働時間をコントロールしている人にどういう影響が及ぶのかが注目されていますが、本質は壁なんて全く気にしてない人(正社員)の減税額です。所得税の基礎控除等の引き上げは、減税そのものですので、仮に国民民主党案になれば大幅な減税となります。それは個人消費の強い追い風になります。
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コメンテータープロフィール
2005年 第一生命保険入社、2008年 みずほ証券出向、2010年 第一生命経済研究所出向を経て、内閣府経済財政分析担当へ出向。2年間経済財政白書の執筆、月例経済報告の作成を担当。2012年 第一生命経済研究所に帰任。その後、第一生命保険より転籍。早稲田大学大学院経営管理研究科修了(MBA、ファイナンス専修)。