見解厄よけちまきに限らず、希少価値がある御朱印やお守り、縁起だるまなどがインターネットの個人売買で出品されるケースが相次いでいます。祇園祭の季節になると、厄よけちまきを模したストラップや清水焼の箸置きなど、関連グッズも沿道の軒先に並びますが、ホンモノを手に入れたいとする人が多いのも事実。一方で、4年に及んだコロナ禍で、オンラインによるご祈祷申込や御祈願が進みました。例えば靖国神社では、名入木札などを自宅まで送ってくれるなど、遠方の方、高齢者の方への配慮が進んでいます。伝統ある神事やご利益を考えれば、オンラインは味気なく不謹慎と感じる方もおられるかもしれませんが、そうした整備も今後は求められてくるものと考えます。
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コメンテータープロフィール
淑徳大学 学長特別補佐 経営学部 学部長 観光経営学科 教授で観光ジャーナリスト。中央大学卒業後、富士銀行、シテイバンク勤務を経てJTBに入社。1996年有限会社千葉千枝子事務所を設立、運輸・観光全般に関する執筆・講演、TV・ラジオに多数出演。東京都・神奈川県・岩手県など自治体の観光審議会等委員を歴任。NPO法人交流・暮らしネット理事長。中央大学の兼任講師(いずれも現職)を務めている。日本記者クラブ会員。
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