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千葉千枝子

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淑徳大学経営学部観光経営学科 学部長・教授

報告

解説「じゃらん」が創刊された1990年代は、それまでの団体旅行全盛に陰りがみえはじめた頃。国内外ともに個人旅行へと急速にシフトを始めた時期です。それまでの旅行情報は、圧倒的に旅行会社が握っていましたが、それにとってかわり、個人で旅をデザインしたり予約手配する人が増えました。個人旅行の台頭です。そうした個人旅行における”お出かけ情報”に、「じゃらん」は大きな役割を果たしていくようになります。90年代後半からインターネットが普及を始めると、個人旅行シフトの流れは顕著に。楽天トラベルの前身となる「旅の窓口」が登場、紙媒体の「じゃらん」もじゃらん.netで参戦して、日本のオンライン手配草創期を形成しました。紙媒体としてここまで生き残り続けたことに賛辞を贈ります。

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コメンテータープロフィール

千葉千枝子

淑徳大学経営学部観光経営学科 学部長・教授

淑徳大学 学長特別補佐 経営学部 学部長 観光経営学科 教授で観光ジャーナリスト。中央大学卒業後、富士銀行、シテイバンク勤務を経てJTBに入社。1996年有限会社千葉千枝子事務所を設立、運輸・観光全般に関する執筆・講演、TV・ラジオに多数出演。東京都・神奈川県・岩手県など自治体の観光審議会等委員を歴任。NPO法人交流・暮らしネット理事長。中央大学の兼任講師(いずれも現職)を務めている。日本記者クラブ会員。

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