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千葉千枝子

千葉千枝子

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淑徳大学経営学部観光経営学科 学部長・教授

報告

解説テーマパークは、広義ではアミューズメントパークですが、統一的かつ排他的に徹底して”テーマ”を追求している点が人々を魅了しています。テーマの語源はギリシャ語で、「置かれたもの」を意味します。テーマパークの経営は、立地が大きく影響することを物語ります。これまで首都圏や関西圏が必勝の定石でしたが、インバウンドも好調なこともあり、名古屋や沖縄、伊勢志摩や北九州という、これまで商圏的に難しいと考えられてきた立地であっても集客ができることが分かってきました。リゾート法が施行したバブル期のハコモノ観光とは異なり、ツーリズムという概念のなかでテーマパークの集客力があらためて、注目されています。テーマパークを抱える地域やその周縁、関係事業者の皆さんが頑張っていることも成功の背景にあります。

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同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 石川智久

    日本総合研究所 調査部長/チーフエコノミスト

    見解テーマパークビジネスのげんじょうについてよくまとめた記事と思います。人気があるテーマパークは単価の引…続きを読む

コメンテータープロフィール

千葉千枝子

淑徳大学経営学部観光経営学科 学部長・教授

淑徳大学 経営学部 観光経営学科 学部長 教授で観光ジャーナリスト。中央大学卒業後、富士銀行、シテイバンク勤務を経てJTBに入社。1996年有限会社千葉千枝子事務所を設立、運輸・観光全般に関する執筆・講演、TV・ラジオに多数出演。東京都・神奈川県・岩手県など自治体の観光審議会等委員を歴任。NPO法人交流・暮らしネット理事長。中央大学の兼任講師(いずれも現職)を務めている。日本記者クラブ会員。

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