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石川智久

石川智久

認証済み

日本総合研究所 調査部長/チーフエコノミスト

報告

見解テーマパークビジネスのげんじょうについてよくまとめた記事と思います。人気があるテーマパークは単価の引き上げに成功しており、それが好調に繋がっています。年間パスも売上の安定性をもたらしています。一方で、かなり値段も高くなり、新規参入もあるなか、市場も飽和するリスクも出てきました。その意味では、新たなアトラクションを作るよりは、イベントやライブといった設備投資が少ないものを増やす必要があるでしょう。例えば、大阪の枚方パークは、設備投資を抑えて、ひらパーにいさん等、あまりお金をかけない形の集客戦略を進めています。大型パークは最先端の設備、地方は手作り感やほのぼの感といった戦略の差が出てくると見られます。

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同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 千葉千枝子

    淑徳大学経営学部観光経営学科 学部長・教授

    解説テーマパークは、広義ではアミューズメントパークですが、統一的かつ排他的に徹底して”テーマ”を追求して…続きを読む

コメンテータープロフィール

石川智久

日本総合研究所 調査部長/チーフエコノミスト

専門はマクロ経済及び金融制度分析。大阪勤務時の経験から関西経済、地方創生、万博の経済効果なども研究。日経新聞夕刊の十字路などマスコミ寄稿も多数。著書は「大阪の逆襲」(共著、青春新書インテリジェンス)、「大阪が日本を救う」(単著、日経プレミアシリーズ)。

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