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安藤眞

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自動車ジャーナリスト(元開発者)

報告

解説R-EVはハイブリッド走行燃費があまり良くないため理解されにくいですが、PHEVだと考えれば、理屈はそれなりに合っています。電気だけで107km走れるようにしたので、日常生活はEVとして走れます。その際、エンジンは無駄に運んでいるだけなので、なるべく小さく軽いほうが良い。でも遠出をするときに、ハイブリッド走行が非力では困る。欧州で140km/h巡航するには55kWぐらい欲しいけれど、レシプロエンジンでは1.2Lぐらい必要になる。EV走行時にこれを運ぶのは不合理だから、軽量で高出力が得られるロータリーエンジン。というのがマツダの言い分です。

コメンテータープロフィール

安藤眞

自動車ジャーナリスト(元開発者)

国内自動車メーカー設計部門に約5年間勤務した後、地域タブロイド新聞でジャーナリスト活動を開始。同時に自動車雑誌にも寄稿を始め、難しい技術を分かりやすく解説した記事が好評となる。環境技術には1990年代から取り組み、ディーゼルNOx法改正を審議した第151通常国会では参考人として意見陳述を行ったほか、ドイツ車メーカーの環境報告書日本語版の翻訳査読なども担当。道路行政に関しても、国会に質問主意書を提出するなど、積極的に関わっている。自動車技術会会員。

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