最低賃金は、米国の別の大都市ニューヨーク市でも、11人以上の従業員がいる企業では、2016年末に11ドルになり、17年末に13ドルになり、さらに18年末には15ドルに引き上げられました(10人未満の会社は19年末)。ただレストランオーナーに話を聞いたところ、最低賃金では良い人材は他店に取られ、17、18ドル以上を出さないと良い人材が確保できない、ということでした(チップのつくサーバーなどは別)。ファストフードを始め飲食店では、良い人材の引き抜き合戦が行われているようです。全米で物価が高騰していますから、最低賃金が20ドル超えるのもそう遠い未来ではない気がします。
コメンテータープロフィール
米国務省外国記者組織所属のジャーナリスト。雑誌、ラジオ、テレビ、オンラインメディアを通し、米最新事情やトレンドを「現地発」で届けている。日本の出版社で雑誌編集者、有名アーティストのインタビュアー、ガイドブック編集長を経て、2002年活動拠点をN.Y.に移す。N.Y.の出版社でシニアエディターとして街ネタ、トレンド、環境・社会問題を取材。日米で計13年半の正社員編集者・記者経験を経て、2014年アメリカで独立。著書「NYのクリエイティブ地区ブルックリンへ」イカロス出版。福岡県生まれ
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