3000円分だけ買って『1.5億円』当せんした人に“その後”を聞いた 「宝くじ」もし当たったら?年末ジャンボ『10億円』の夢
MBSニュース
いつの時代も人々が夢を抱く「宝くじ」。実際に「高額当せんした人」はどんな人で、何に使ったのか。本人に話を聞きました。 毎年恒例、年末ジャンボ宝くじの販売が11月20日にスタートしました。1等・前後賞合わせてなんと10億円。これまでに1億円以上が318本も出ている“宝くじ売り場の聖地”、梅田の特設売り場には11月22日も、一攫千金を夢見る人たちが訪れていました。 訪れた人たちに話を聞くと… 「(Q目的はずばり?)10億円!(Qもし10億円当たったら?夢はありますか?)あります。世界1周」 「高額当せん者が続出するって聞いたので、こちらに来ました。(Q10億円当たったら何したい?)まず家を建てたいですかね。(Qどれぐらいのお金をかけて建てたい?)1億あったら十分かなと。楽しみです」 「(Q何でこの封筒にしたの?)はしっこの方が当たるかなと思って。(Q宝くじ当たったら?)ママと一緒に旅行に行きたい。ディズニー」 「ぜひ思う存分遊ばせてあげたい」 「ヨーロッパのイタリアとかスペインとか行っておいしいもの食べたいですね。遺跡も見たいし」 「大谷翔平選手の試合を見に行きたいです」 『夢』を託したくなるのは、今も昔も同じ。1970年、梅田の地下街にあった特設売り場には、宝くじを買い求めて地上まで続く長い行列ができていました。このときの1等は1000万円。当時の人たちは… 「当たりまへん。カスばっかり」 「夢を買ってるんですわ」 「夫がオートバイのハーレーダビッドソンがほしいと言ってるから買ってあげようと思って」 宝くじを買い求める行列に興味津々な犬も。 一体、どんな人が当せんしてるのか?1996年に前後賞合わせ1億5000万円を当てた蔵間雄大さんに、当時について話を聞きました。 (蔵間雄大さん)「(Qどういう買い方でどれぐらい買った?)バラ5枚と連番5枚ですね。5の倍数が一番いいと思っています、“ご縁”があるから。(Qたった10枚、3000円分買っただけ?)そうです」 当時、蔵間さんは出張で訪れていた東京でたまたま年末ジャンボを購入し、見事当せん。大金を手にした蔵間さんはさらに増やそうとしたそうですが… (蔵間雄大さん)「投資で2億円以上にしようと頑張ったんですけど、ゼロになってしまった」 わずか3年で、ほぼ全額を失ってしまったということです。それでも… (蔵間雄大さん)「(Qまた高額当せんは訪れそう?)必ずきます!」 みんなの夢をのせた宝くじ。販売は12月21日(土)までです。
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