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【高額デバイス】Apple Vision Proは実際どう?良いところ・残念なところ

オガワコウApple好きブロガー

約60万円もするデバイスということで話題になったApple初のゴーグル型デバイス「Apple Vision Pro」

なんと買ってしまった…

僕はApple Store新宿店での購入第1号だったらしく、なんと拍手喝采に包まれて受け取ってきました。嬉しくもあり、気まずくもあり・・でした。

そこからしばらく経ち、購入当初の爆上がりテンションも落ち着いてきたことですし、Apple Vision Pro、実際どうなのか?良いところと残念なところを紹介したいと思います。

Apple Vision Proの良いところ

ではまずは良いところから!大きく4つに分けて紹介していきます。

1. Mac用モニターとして神すぎる

Vision ProはMacをミラーリングしてモニターとして使うことができます。僕はこの使い方がしたくてVision Proを買ったんです。

で、実際に使ってみてどう感じたか・・・ですが、これは間違いなく「神」です。最高です。

まず、解像感が圧倒的。片目で4Kモニターを上回る約1150万ピクセルの解像度で、異次元のクオリティです。高精細な画面が空間に浮かんでいて感動もの。

そして場所を選ばず使えるんです。旅行先でも大画面で仕事できます。

旅行に持って使ってみた
旅行に持って使ってみた

現状、インテルMacで3K、シリコンMacで4Kのモニターを1枚配置可能。Vision Pro側のアプリを使えば複数画面も実現できます。

最後に、Macとの連携力が抜群。ワンクリックで数秒で接続できる手軽さは、Apple製品ならでは。

さらに、秋のvisionOS 2では4Kモニター2枚相当の湾曲ディスプレイが使えるようになるそうです。これはヤバいですよ!

Vision ProはMacと接続した作業環境として本当に素晴らしく、大きな価値を感じています。

2.映画・映像コンテンツの没入感がすごぎする

よく言われていることですが、映画を始めとした映像コンテンツの体験が半端じゃないです。

例えば、 Disney+プレミアムなら3Dの映画が見られるんですけど、背景をムーンにしてスターウォーズシリーズを見たら没入感がヤバすぎました。

月面背景
月面背景

もちろん大興奮。鳥肌は立つわ、涙がでてくるわ、心が震えるような体験ができます。家でですよ?

3D作品じゃなくても普通にアマプラとかでも大画面で見るとやはり迫力が違います。

また、ソファとかに寝転んだまま見ることができ、さらに画面の方を自分に合わせて、楽で見やすい環境にすることができるのも最高。これは人をダメにします確実に。

人をダメにする視聴体験
人をダメにする視聴体験

映像自体もすごいし、自分の体勢も自由にできるし、自宅でこのような体験ができるのは最高です。この点も本当に感動しました。

3. 視線とハンドジェスチャの操作がとてもいい

絶対不安定な動作をすると思ってた視線とハンドジェスチャの操作ですが、めちゃくちゃ実用的な仕上がりになっていて驚きました。

難しい説明なしで簡単に使えるのはさすがApple。

Webサイトの操作は時々反応が悪いけど、Vision Pro上の操作やアプリは問題なし。視線と手の操作って未来感あるし、すごく実用的。慣れるとMacも視線で操作したくなるくらい、この操作性の虜になりました。

4. 全体的な完成度が高い

何をしてもとにかくレベルの高さをまじまじと感じさせられます。

空間に配置されたウィンドウはとってもスムーズに美しく動き、カクカクしたりぎこちない動きをすることはほとんどありません。

まーほんとすごいです。すべてが非常に高いレベルで実現されていて、さすが世界第1位〜3位をうろうろする時価総額を持つ会社のやることは違いますよ。

このような感動ポイントは他にもたくさんあります。Vision Proは高価な製品ではありますが、高いだけはあると感じる部分は多々ありますね。

Apple Vision Proの残念なところ

Vision Proは確かにすごいんですが、それなりにいろいろ感じるところもあるんです。

気になるところも結構ある
気になるところも結構ある

1.日常使用での不便さ

まずは細かいところで気になるのがこのあたり。

  • 整髪料をつけていると使いづらい
  • 髪がぐちゃぐちゃになる
  • FaceIDでiPhoneが開かなくなる
  • 飲み物を飲みづらい、食べ物も食べづらい
  • 真っ暗闇では使えない(寝る前のベッドでの使用は厳しい)

デバイスの形状や性質的に「だろうね」という項目がほとんどですが、真っ暗闇で使えないのは意外でした。光がないと各種センサーがうまく動作しないそうです。

2.装着感が最大の課題

上記にあげた細かい点や価格が高いとか、バッテリーがデカいとかいろいろあるんですが、個人的に最も課題だと感じるのは装着感です。

重い・・・
重い・・・

重いし、圧がすごくて、30分もつけているとかなり辛いです。シンプルに外したくなります。

さまざまなセンサーを含め機能のほとんどが本体の前側に集中しており、顔や首への負担が結構大きいです。

30分が限界
30分が限界

ただ、同じように課題に感じている人が多いからなのか、それを何とかしようというアクセサリーみたいなものがたくさん販売されています。

上部につけられるバンド
上部につけられるバンド

僕もいくつか試しましたが、これらを使うことでかなり軽減できるので、何とか使うことができています。

まとめ:機能だけでない部分も含めて満足度は高い

課題もそれなりにありますが、得られた体験も大きいため、個人的にはとても満足しています。

加えて、僕は「Appleが出した初のゴーグル型デバイスを買った」という気持ちも合わせて買っているので、その点を含め、とても良い買い物をしたと感じてます。

いや、ほんとですよ?

というわけで今日は以上です。それではまた。

動画では、どのように動作するかなど詳しく紹介していますので合わせてぜひご覧ください!

Apple好きブロガー

Appleデバイスや周辺機器・アクセサリーを中心としたガジェットレビューブログ「misclog」を運営。2010年頃からWebエンジニアとして技術情報を発信するブログを運営していたが、仕事道具であるMacや周辺機器のレビューがいつのまにか増え、気づけばガジェットレビューブログに転生。IT企業の役員/フリーとして活動しながらApple製品やその周辺ガジェットについて発信しています。

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