私は数年前に「いまいパン」を知ってから何度もお邪魔させていただいています。

ご存じの方も多いとは思いますが、さっそく紹介しましょう。

「いまいパン」はこんなお店

いまいパンはパンを作っている茨城県ご出身の店主さんと、ケーキを作っている那覇出身の奥様が営むお店です。

お店のまわりはお墓ばかりなので、初めて伺った時はびっくりしました。この場所にお店があるワケは、奥様のお父様が営んでいらした金物店を引き継いだからとのことでした。沖縄のお墓は県外のお墓と違って、ジメッとした雰囲気がないのでスタッフもお客様も気にしていないようです。

いまいパン真地本店の店内の様子

ドアの取っ手がフランスパンって、かわいいですね。

お店の外からもパンの焼ける香ばしい香りがするので、素通りが難しいお店です。

いまいパンは持ち帰りのみのこぢんまりしたお店ですが、とにかくパンの種類が豊富です。まん中と左側にずらっとパンが並んでいます。

何時にお客様が来られても、たくさんのパンの中から選べるようにと心を配っているそうです。

パンの種類が豊富で季節や行事に合わせたパンもありますし、メニューも入れ替わります。あれこれと悩みながらパンを選ぶのは楽しいですね。

右側にはお店の近くにある識名園にちなんだ焼菓子などもあって、お土産にもピッタリです。

正面奥のレジには、ケーキのショーケースがあります。ケーキは奥様の担当です。

いまいパンのパンを食べてみました

私がパンを選んでいるわずかの時間に、次々にお客様が来られました。ホントに人気のお店なんですね。

パンをテイクアウトして、家で食べてみました。

塩パン

シンプルなので小麦の香ばしさと塩が決まっていることがよくわかります。パンの味がよくわかりますが、食事を妨げないって不思議です。

あんバター

すっかり定番になって、他のパン屋さんでもよく見るようになった、あんバター。
あんこはいい加減に作ると、とても埃っぽく野暮ったい印象になりますが、こちらは丁寧に作られているのでニンマリするおいしさです。あんこが端までびっしり挟んでありますが、甘過ぎないのでペロッと食べられます。

カレーパン

中身のカレーのクオリティが高く、カレーだけでも十分満足できる味わいです。お肉がたっぷりで甘過ぎないし、辛すぎないところがgoodです。

シナモンパン

上の写真の後ろに写っているシナモンパン。シナモンを生地に混ぜ込んで焼いてあります。軽くトーストするとたまらないおいしさです。

「いまいパン」は真地本店だけでなく、古島店もあり、識名園の駐車場には真地自治会との共同売店の「王朝食パン識名園」もあります。卸もしているので、「いまいパン」のパンが食べられる飲食店もあります。
もちろん、人気のお店になるまでのご苦労は想像以上だと思いますが、ご主人は常に謙虚でパンへの情熱が溢れている方なので、お人柄がパンに表れていると思います。

「いまいパン」の基本情報

地図はこちらです。