【岐阜市】子どもも大人も楽しめる! 7周年を迎えたみんなの森 ぎふメディアコスモスに出掛けてみました
2015年7月に開館した「みんなの森 ぎふメディアコスモス」は、2022年7月に7周年を迎えました。
メインエントランスから外に出たところにあるみんなの広場 カオカオでは、イベントが企画されています。
キッチンカーやハンドメイドのお店が50店舗ほど集結するイベントなど、ワクワクできる企画があるので、参加した方も多いのではないでしょうか?
カオカオは行ったことがあったのですが、岐阜市民なのに館内には1度も足を踏み入れたことがなかったので、どのような楽しみ方ができるのか体験してきました。
駐車場から岐阜市の歴史を感じる1階を見学
こちらが駐車場です。
公共交通機関の利用が推奨されていますが、車や自転車での来館も可能です。
駐車場は、施設利用で2時間無料になります。ぎふメディアコスモス1階の総合案内にあるこの機械に駐車券を通すと2時間無料になるので、館内に駐車券は持っていきましょう。
まずは、1階から見学させていただきます。
ぎふメディアコスモスの見どころの1つシビックプライドプレイスがこちらです。2022年3月に開設されました。シビックプライドプレイスの愛称はぎふ古今(ここん)というのだそう。ご存じでしたか?
さっそく、体験させていただきます。こちらは「まち歩きステーション」です。
岐阜市にあるお店や史跡などを選んで、どんなところか写真と文章で確認できました。
こちらは「ぎふ歴史ギャラリー」です。
例えば、伊奈波神社を選ぶと、右側のボタンでその時代にどんなことがあったかなど、写真で確認できます。どんな写真がみられるのかは、ぜひ体験して確認してください。
この部屋は普段は親子で遊べるスペースですが、現在はおむつ替えや授乳のために利用できます。
小さいお子さんとの来館も安心ですね。
そのほか、有料貸し出し施設や、イベントスペース、座って休憩できるスペースがありました。
話題のスポット岐阜市立中央図書館へ
いよいよ、話題になっている2階の中央図書館に向かいます。
入った感想は、ともかく広い。奥にどんな本が並んでいるのか、目視できません。
そして、最初に目がいくのはこちらのグローブと呼ばれるかさです。とてもおしゃれですよね。このかさ、岐阜の映えるスポットとして話題になっているんです。
しかし、これはおしゃれだから設置されているわけではないんです。館内の環境を整える役割があるのだとか。1つは光を柔らかく拡散させる役割。もう1つは、自然の風の流れを生み出す役割があります。
また、よく見ると模様が違うので、目的の場所を探す目印にもなります。
次に驚いたのは、設備の多さです。
入口近くにあったのは、図書除菌機。借りた本の除菌ができるので、安心ですね。
そして、自動貸出機。非対面でも、本を借りられるんです。
さらに、持ち込みパソコン利用席も設置されていました。
自分のパソコンを持ってきていない方には、インターネット席の利用も可能です。
座席の種類もいろいろ。その日の気分で好みの席を選べます
2階の図書館には、様々な席が用意されていました。外の景色を楽しみながら読書ができる、窓際の席。
ゆったりとした空間の、グローブ下の席。
外の空気を感じながら読書ができるテラス席。テラス席は3箇所あり、金華山テラスからは金華山と岐阜城を眺められました。
さらに、川舟型読書スペースというものを発見。
舟です。もちろん、座ってみました。意外としっくり座れます。ですが、とても目立つので、ゆっくり読書を楽しみたい方には不向きかもしれません。
気になったのが、舟の隣の犬。
「きらら」という名前のようです。詳細はわかりませんが、2015年には登場していたわんこカート。かわいくて、思わず撮影したくなりますね。こちらは、自由に撮影できるようです。
しかも、にゃんこカート「にゃん吉」もあるんです。にゃん吉の名前は、市民から募集して決まったそうです。
話は逸れましたが、そのほかの席にはDVDが視聴できるみる・きくシートがあります。
また、大人は利用できないYA(ヤングアダルト)専用席がありました。
児童書のコーナーには、未就学のお子さんにぴったりの小さい席も用意されています。
まだまだ見どころが満載! 普段は行かないスペースにも行ってみよう
児童書のコーナーは、親子で楽しめるスペースです。
子どもの目の高さに設置されたマップ。商店街に例えているのが素敵ですよね。
本棚と本棚の間には、大人でも思わず読みたくなる本の紹介コーナーが設置されていました。
総合カウンターの近くにある展示グローブでは、おすすめの本が紹介されています。2022年7月16日にお邪魔したときは「中央図書館 祝7周年 7年のあゆみ」が紹介されていました。
そして、ウロウロしていると本の蔵と書かれた壁が。「1階本の蔵の出入り口はこちらの階段とエレベーターのみです」の文字に、秘密基地に行く通路みたいだとワクワクしてしまい、さっそくエレベーターで1階へ行ってみました。
当然ですが、秘密基地ではなく本棚が並んでいました。大判図書や、新聞縮刷版など、ここにも様々な図書があります。
ただ、このスペースは調べ物をするためのもののようで、カウンターとちょっとした椅子しか設置されていません。ぐるりと一周して、地上へ戻りました。
みんなの広場 カオカオから外観をぐるり1周
館内も楽しめますが、メインエントランスから外に出たところにあるみんなの広場 カオカオから、建物の西側にあるこみちギャラリーへ。
東側にあるせせらぎの並木 テニテオを散歩するのもおすすめです。
まだまだ紹介しきれない魅力がたくさんある「みんなの森 ぎふメディアコスモス」。今回は、本を読まずに館内を歩かせていただいただけですが、それだけでとても楽しめました。
まだ、来館したことがない方や、しばらく来館していなかった方は、新たな魅力を発見しに出かけてみてはいかがでしょうか?
【施設情報】
みんなの森 ぎふメディアコスモス
住所:〒500-8076 岐阜県岐阜市司町40−5
営業時間:中央図書館 9:00〜20:00
駐車場 8:00〜21:30
多文化交流プラザ 9:00〜21:00※土日祝は17:45まで
定休日:月1回 毎月最終火曜日、及び年末年始 12月31日~1月3日
(祝日と重なる場合は翌日・年末年始と重なる場合は前週の火曜日)
無料駐車場:なし(館内利用者は入庫後2時間まで無料、2時間以降30分ごとに100円)