福島市飯野町で試験的に栽培されている「エレファントガーリック」が7月1日（木）から5日（月）まで福島市内のスーパー「いちい街なか店」で販売されています。また飲食店3店舗でもこの「エレファントガーリック」を使った料理を提供中です。

生産しているのは、福島市飯野町の生産者団体、NPO法人 結倶楽部（ゆいくらぶ）です。3年前から試験的に栽培をスタートし、今年から試験販売を開始しました。
昨年からは、福島学院大学情報ビジネス学科の学生が商品開発に関わっていて、令和4年からの正式販売を予定しています。6月には7名の学生が収穫にも参加しました。

さて、「エレファントガーリック」という聞きなれない作物ですが、いったいどんなものなのでしょう？「ガーリック」という名前がついていますからニンニクの一種なのかと思いきや、西洋ネギに分類されます。大きさは通常のニンニクの5～10倍で、ニンニク独特の臭いは控えめ、でも栄養はニンニクと同じ。なので、臭いを避けたいときやたっぷり食べたいときに嬉しいですね。一般的なニンニクと同じように調理できるそうです。
NPO法人　結倶楽部の「エレファントガーリック」は無農薬で作られ、今回販売されているものは乾燥前の生ニンニク。皮ごとホイル焼きにするなど、料理の幅も広がりそうです

この「エレファントガーリック」は市内の３つの飲食店で食べることもできます。福島市栄町の「サイトウ洋食店」では「カリカリ鶏モモ肉のソテー」、福島市上町のラーメン店「豚いち」では「ラーメンスープで煮込んだUFOのエレファントガーリック」、福島市大町の「ラウニオン」では「巨大ニンニクのドアホスープ」をそれぞれ数量限定で提供中。7月5日（月）までの期間限定です。

この機会に福島市飯野町の「エレファントガーリック」をお試しあれ。来年からの本格販売に期待しましょう。
UFOのエレファントガーリック