【入間市】WBC決勝戦でも使われた! 人の気持ちを鼓舞する「ペップトーク講座」が開催されました。
いまだ記憶にも新しいWBCの決勝戦が始まるロッカールーム内で大谷翔平選手が試合前にチームメンバーに声掛けをしたシーンは、選手のみならず日本中の方々の心に深く残っています。
この時に使われていたのが「ペップトーク」です。アメリカのスポーツ界が発祥で、監督やコーチが試合前や試合中に必ず使う「選手の気持ちを鼓舞するための短いスピーチ」のことをペップトークというのだそうす。
そんなペップトークが学べるイベント講座が、令和5年8月11日(金・祝)に入間市産業文化センター第二集会室にて開催されました。分かりやすい言葉を短く使って、ポジティブな気持ちへと鼓舞させる「言葉がけの講座」と、いうこともあり多くの方が参加されていましたよ。
ペップトークを教えて下さったのは日本ペップトーク普及協会の認定講演講師である荒川慎子先生です。荒川先生にお話を伺ってみますと、事前のアンケートで皆さんからの質問を募集していたところ、様々な場面でのお悩みが分かったそうです。そこで、みなさんが悩んでいることを中心に今回の講座を組み立たててお話されたのだそう!
この夏休み中、筆者も「宿題はやったの!? 宿題しないとゲーム時間は無しだよ!」とネガティブな言葉を子どもについつい言ってしまっていました。その度に子どものやる気を失わせてしまったり、怒らせてしまっていましたよ(汗)
今回の講座に申し込まれた方々は、スポーツの指導者はもちろんのこと、筆者と同じようにペップトークを家族や友人、仲間たちに対して活かしていけたら嬉しいと思って参加された方もいらっしゃいました。
とにかく皆さんは熱心に講座を聞きながら、大切な部分をカメラに収めたりノートに一生懸命メモを書き留めていました! 講座も終盤に差し掛かる頃には声を出して笑ったりと会場内は笑顔がたくさんに。また、少し涙ぐまれている方もいらっしゃいました。講座の中で、まさに荒川先生がペップトークをふんだんに使って皆さんの気持ちを鼓舞して下さっていたのですね
最後に皆さんに向けて「ネガティブという気持ちは決してマイナスと同じではありません。マイナスではないのですから、すぐにプラスにすることができるんです! 過去や失ったものに目を向けず、これから成長していくためにポジティブな言葉を残していきましょう。」と荒川先生が仰っていたのが非常に印象的でした。
是非また、皆んなの気持ちを明るく前向きにしてくれる荒川先生のペップトーク講座が開催されることを願っています。とても素敵な時間をありがとうございました!
▼入間市産業文化センター▼
住所:入間市向陽台1‐1‐7
電話:04‐2964‐8377
利用時間:9時~21時半(窓口時間8時半~19時半)
休館日:月曜日(※祝日・国民の休日にあたる場合は開館)・年末12月29日~年始1月3日