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散財の末に発覚、生活が劇的に変わる2022年使ったガジェット(3/6)

木村ヒデノリテックジャーナリスト/兼業主夫

こんにちは、テックジャーナリストで兼業主夫のヒデです。2022年上半期は今回で網羅されます。写真だけ見ていても面白いようにしてあるので前回記事もどうぞ。

EcoFlow Wave

ポータブル電源で業界をリードするEcoFlowから発売された異色のアウトドア用エアコン。これまで僕はZerobreezeというアメリカのベンチャーが作ったエアコンを使ってたんですが、そよかぜくらいの勢いだったのでこいつの風量にはびっくり。しっかりと涼しくなるので夏場のキャンプでも熱中症の心配を軽減してくれます。ちょっとネックなのはお値段が高いことかな...。ただ実はさらに進化した製品がCESで発表されました。手に入り次第レビューするのでお楽しみに!

排水が基本的に出ないってところが結構画期的。他のだとびしょびしょになります
排水が基本的に出ないってところが結構画期的。他のだとびしょびしょになります

Theragun

昨年流行った筋膜リリース系ガジェットの元祖。元々は創業者がマキタの電動工具を使って初代を作ったそうです。セラガンを使うと他社の類似品と押す力が全然違うことがわかります。一番小さいのでもかなり押してくれます。僕が気に入っているのは車での長距離走行中の活用法。休憩時にふくらはぎをマッサージすると血流が上がって眠気が軽減されます。ちょっとケチって類似品買うよりは絶対こっちの方が良いと断言できるくらいの性能差があるので僕はセラガン推し。

一番小さいやつでも驚くべきパワーが!重量はやや重め
一番小さいやつでも驚くべきパワーが!重量はやや重め

ZOOM H3-VR

画期的だったのにスルーされてたこちらの製品がVR元年の2022年、再び脚光を浴びました。そもそも最近ZOOMさんの製品がアツい。32bit Floatっていう音声版RAWデータ見たいな方式に全てを対応させつつある。そして小型軽量。僕らコンテンツを配信してる側としては本当に魅力的な製品ばかりで散財が進みます。

こちらのH3-VRは音声を360度まるっと収録してくれるという製品。すごいのは使うときに好きな方向からステレオで音声を切り出せる点。とりあえず録っておいて、後からどこの方向の音を使うか決められるのは結構便利。僕は前回記事で紹介したキヤノンのレンズと組み合わせて渋谷の喧騒をバーチャル体験できる、みたいなコンテンツを作ってます。

ZOOM製品はどれもお手頃なのが嬉しい。こいつは実売¥26,000前後です
ZOOM製品はどれもお手頃なのが嬉しい。こいつは実売¥26,000前後です

Ring Video Doorbell 4

どこでもインターホンに出られる製品の決定版。パナソニック製、Google製、各社試したけどこれに勝るものなし。外出先でも実用レベルで応対できるので置き配してもらえなかったぁぁ....が減ります。もう1つ他社製にはない強みは、室内用の呼び鈴オプション。これがないとスマートスピーカーか、スマホが鳴るんですが、消音機能とかで意外と鳴らないことが多いという盲点が。なのでこのオプションがあって初めてインターホンとして機能します。ここ重要。

取付も簡単、バッテリー運用でも1ヶ月くらい持ちます。電気工事を頼めば電源直結も可能だけど、バッテリー運用で今のところ困ってません。面倒だ!と言ってる人もいたけど使ってみたら考え変わると思う
取付も簡単、バッテリー運用でも1ヶ月くらい持ちます。電気工事を頼めば電源直結も可能だけど、バッテリー運用で今のところ困ってません。面倒だ!と言ってる人もいたけど使ってみたら考え変わると思う

レトロ文具

レトロなやつが一番使いやすい説!ということで色々と調べてみました。文具自体が進化している、というよりは当時はそこまでこだわれなかったけど実はこんな製品あるんだな...というのがやってみた感想。芯の太さや硬さが脳に及ぼす影響だとか、子供を持つ父としては目から鱗なことがたくさんありました。写真にあるステッドラーの筆記具は愛用してます。

芯だけ削る「研芯器」とか、色鉛筆を太く削って描きやすくできる鉛筆削りとか、小さい頃これ使っとけばよかったという品々が見つかりました
芯だけ削る「研芯器」とか、色鉛筆を太く削って描きやすくできる鉛筆削りとか、小さい頃これ使っとけばよかったという品々が見つかりました

バーコードバトラーII

こいつは去年の記事の中でも大ヒット記事でしたね。小学校時代にはまっていたおもちゃを購入して再びレビュー。お店に売ってる商品のバーコードをなんでも戦闘力に変換して戦えるって今聞いても画期的。そして今も定期的にスキャンして遊んでます(笑)エポックさんに復刻のクラファンしましょうと打診したけど返事がない。最新版欲しいという人も多いと思うのでみんなでエポックさんを動かしましょう。

今考えても画期的、復活したら再び流行ること間違いなしのゲーム
今考えても画期的、復活したら再び流行ること間違いなしのゲーム

CoeLux

太陽光を人工的に完全再現した照明があるって知ってました?実はうちのお風呂についてるんですけど(笑)

CoeLuxは紫外線が無い以外は太陽光に含まれる階調を完全再現しています。このため、ユニット内ではレイリー拡散という自然現象が起きて青空が出現。ユニットは青いのに綺麗な白い光が注ぐというのは一見気づかないけど不思議な光景です。白いといっても蛍光灯の昼光色とは全く別物。長く浴びてても疲れないし、小さくて暗めの日本家屋にピッタリ。これからの住宅設計に必須にしてほしいな。

写真よりも体験した方が良い。光の質が全く違います
写真よりも体験した方が良い。光の質が全く違います

Insta360 ONE RS 1-inch 360 Edition

前回記事で紹介したONE RSに取り付けられる高品質360度レンズモジュール。ライカと共同開発が売りだった以前のアクションカメラ用レンズはあまり違いを感じられなかったけどこいつは良い。

精細な映像とそれを処理するソフトウェアが優秀なので、コンパクトな360度カメラが欲しいならこれが良いと思います。でも静止画しか撮らないならRICOH Theta Z1かな。動画用途には強い製品。ちなみにZOOMのH3-VR同様、収録後に好きな画角を平面で切り出せるので自撮りと外撮りをいちいち切り替えなくてよくて便利。

僕は自転車の走行動画でよく使っています。自分の顔、走行風景を編集時に切り替えられて便利。右下にずっと自分の顔を出すPinPもできます
僕は自転車の走行動画でよく使っています。自分の顔、走行風景を編集時に切り替えられて便利。右下にずっと自分の顔を出すPinPもできます

30周年記念カードダス20ミニ自販機

ひと目見ただけで今すぐ購入ボタンを押していた商品。カードは記念のプリズムカードが付属しますが、一般販売されていたこれまでのカードだすも入れられます。僕は騎士ガンダムシリーズが好きだったので、初代の弾と聖騎兵編第1部から数点購入。普通にカード見れば良いという声もわかるんですが、やっぱりこれで1枚ずつ引き出すとワクワク感が違う...(笑)10円貯金にもなるので一石二鳥?

本体はミニサイズですが、フルサイズのカードが入ります。このあとどうせなら当時のガチ本体が欲しいなと物色しました(笑)
本体はミニサイズですが、フルサイズのカードが入ります。このあとどうせなら当時のガチ本体が欲しいなと物色しました(笑)

EMBER Mug2

真夏に保温カップのレビューをするという鬼の所業(笑)でも実際クーラー効いた室内だとホットコーヒー飲みたくなるんですよね。(歳かな...)こちらのマグカップはアップルストアでも売られている有名なIoTカップ。温度をアプリで設定して自動でその温度を保ってくれます。充電式なので持ち運んでも保温してくれますが、カップが重いのが難点。ただ最後の1滴まで温かいコーヒーが飲めるので本当に便利です。解説記事内では暑い時期の飲み物の温度と身体への影響にも触れています。

僕はコッパーが好きみたい。最近はゴールドも再び好きになってきてる
僕はコッパーが好きみたい。最近はゴールドも再び好きになってきてる

3記事でようやく2022年上半期を網羅...。まだあと半分あるなんて我ながらレビューしすぎだろって感じではありますが。その時出た有名製品じゃなくて「なにこれ?」となるようなチョイスをしてるので下半期あと3本もお楽しみに。次回に続く!

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2022年のガジェットの中で特によかったもの5つをランキング形式で紹介したBEST HOUSETECH OF THE YEAR 2022も併せてご覧ください!

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テックジャーナリスト/兼業主夫

バークリー音楽大学映画音楽作曲科卒。家事育児をしながらレビュー記事や動画を作っています。ガジェット好きが高じて築50年団地をスマートハウスにリノベ、沸騰ワード10で紹介されました。家事時短できる製品から育児に役立つハイテクおもちゃまで幅広く紹介していけたらと思っています。

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