富士宮市では令和4年8月10日(水)から新型コロナウイルス感染症第7波に伴う、発熱外来のひっ迫解消に向け、「新型コロナウイルス抗原検査キット配布センター」を設置し、発熱などの症状がある人を対象に検査キットをドライブスルー方式で配布しています。

コロナ特有の症状があるか濃厚接触者で、自ら検査キットを用いて検査できる人が配布の対象となっていて、特に18歳以上40歳未満に推奨しています。
希望される方はインターネットか電話で事前に申し込み、受け取る日時を指定します。
救急医療センターと福祉会館の間を通り、救急医療センター敷地内の北側駐車場に配布センターが開設されているので、受け取り当日になったら予約時間内に受け取りに行ってください。

私も家族が感染し濃厚接触者の上、体調不良が2，3日続いていたので、『抗原定性検査キット』を使って検査をすることにしました。

『抗原定性検査キット』の使い方が分からなく不安だったので、今日は『抗原定性検査キット』で実際に検査した方法を記事にしたいと思います。

『抗原定性検査キット』は①滅菌綿棒（細長い綿棒）、②抽出チューブ（4cmほどの液体の入っている容器）③キャップ、④測定カセット（板のようなもの）のセットです。

この細長い滅菌綿棒を使って両方の鼻の中の粘膜に沿って5回ほど回転させ、検体を採取します。

抽出チューブの蓋を開けて、採取した検体のついた綿棒の先端をチューブの底と側面に押し当てながら6回以上回し、綿棒を浸したまま1分間待ちます。

1分経ったらチューブを外側から数回押して検体を絞り出すように綿棒を引き抜きます。

チューブにキャップを取り付けて、測定カセットの丸い部分に4滴垂らします。

垂らすとすぐに測定カセットの色が変わり、5分ほどで判定が出ます。

陽性だった場合、『C』『T』両方にラインが浮かび上がります。
陰性だった場合、『C』のみにラインが浮かび上がります。
『C』『T』どちらにもラインが浮かび上がらなかった場合、もしくは『T』だけのラインが浮かび上がった場合は測定ができていません。

抗原定性検査キットで陽性反応が出た場合は、案内にある自己検査・療養受付サイトに登録し、症状が軽い間は、医療機関を受診することなく健康観察を受けることとなります。

8月12日現在富士宮市で確認された新型コロナウイルス感染者数は9416人です。
感染しない！させないために、マスクの適切な着用や手洗い、換気など基本的な感染防止対策の徹底して、楽しい夏休みにしてくださいね。