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【南アルプス市】一足早く春を感じに〜館内には花がいっぱい咲いています〜

おがわひでいち地域情報発信ライター/写真家(南アルプス市など)

ここ最近の冷え込みと天候不良により、桜の開花が足踏みしています。せっかくの休日、本物の花がダメならアートを愛でて春を感じたいと思い、南アルプス市立美術館の新しい企画展にお邪魔してきました。

徳島堰の桜。まだまだ蕾が硬いです。

南アルプス市立美術館の企画展はいつもセンスが良くて好きです。

今回の企画展は「花・花・花」美術館収蔵の花の作品達です。

余談ですが、館内の猫?の足跡が大好きです。

先ずは2階展示室。

来館者は少なくゆっくりと落ち着いて鑑賞できました。

村山明峰「爛漫」
村山明峰「爛漫」

村山明峰「胡蝶」
村山明峰「胡蝶」

原 壽美「山笑う」
原 壽美「山笑う」

手塚世以子「散る」
手塚世以子「散る」

1階展示室。

笠松喬介「新府の春」
笠松喬介「新府の春」

笠松喬介「鰍沢の春」
笠松喬介「鰍沢の春」

笠松喬介の「新府の春」と「鰍沢の春」はコンピューターで制作された新しい手法の版画だそうです。立体的で奥行き感がある作品です。

笠松紫浪「夕櫻」
笠松紫浪「夕櫻」

隣には笠松喬介の父親、笠松紫浪の版画。筆者的には笠松紫浪の作風が今回の展示では一番好きでした。

1階には名取春仙の常設展示もあります。展示の入れ替えもあるとのことです。

1階には一般に貸し出される市民ギャラリーもあります。

イシカワリコ個展「叙情蟲」3月27日(水)まで開催されています。※観覧無料

色々なアートに触れられて、とても有意義な時間でした。

外は残念ながら冷たい曇天でしたが、美術館内は花いっぱいで春のイメージでした。桜の開花ももう少し先になりそうな感じですので、一足早く春を感じたい方は足を運んでみてください。また面白そうなイベントも企画されているので、HPのチェックもしてみてください。会期は5月までありますので、桜をはじめ春の花が散った後も楽しむことができますので是非。

【南アルプス市立美術館】
「花・花・花」 南アルプス市立美術館コレクションより
会期: 令和6年 3月9日(土)〜5月6日(月)
場所:山梨県南アルプス市小笠原1281
開館時間:9時30分〜17時(入館は16時30分まで)
入館料:一般320円、大高生260円、中小生160円
    *20名以上団体料金2割引き
    *65歳以上・小学生未満無料
    *毎週土曜日は小・中・高生無料
休館日:3月11日(月)、18日(月)、21日(木)25日(月)、
    4月1日(月)、8日(月)、15日(月)、22日(月)、30日(火)
問合せ:電話 055-282-6600  FAX 055-282-6601
公式HP
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地域情報発信ライター/写真家(南アルプス市など)

本業の傍ら写真家としても活動しています。南アルプス市を中心に、北杜市、韮崎市、西八代郡(市川三郷町)、南巨摩郡(富士川町、早川町、身延町、南部町)を担当しています。地元の皆さんが「出かけたい」「誇りに思う」と言えるような、また他の地域の人からも注目してもらえる記事をお届けできるように頑張ります。

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