【京都市】インフルエンザ流行が警報レベルで過去最多 気象情報は10日朝にかけて京都市内でも雪の可能性
季節性インフルエンザについて、京都府(感染症情報センター)(外部リンク)は2025年1月8日に、2024年の最終週となる第52週における罹患数が先週より上昇して過去最多となり引き続き流行が警報レベルであることを明らかにしました。第51週において警報の基準である定点観測数が30を上回り、警報レベルになったことを発表していましたが、その続報となります。
2024年第52週の報告です。
インフルエンザが急増しています。全国の定点当り報告数は64.39、京都府は54.88まで増加しました。京都府内の保健所別でも京都市北区を除き全てが警報基準値を超えました。山城北の咽頭結膜熱・京都市右京区のA群溶血性レンサ球菌咽頭炎の警報レベルは今週も継続しています。
京都市内各区の罹患数は、北区156人、上京区197人、左京区304人、中京区154人、東山区189人、山科区564人、下京区713人、南区636人、右京区426人、伏見区656人、西京区441人で、総数は4,436人となっています。京都府は、手洗いやマスクの着用など、感染対策の徹底を呼びかけています。
さらに京都地方気象台(外部リンク)は大阪管区気象台の報道発表を掲載し、この1月9日夕刻から10日の早朝にかけて強い寒気が流れ込み冬型の気圧配置が強まるため、京都府北部などでも大雪のおそれがあると発表しました。京都市内でも雪となる可能性があるとしています。「ノーマルタイヤでの走行はスタック事象や事故の原因となるため、雪道を走行される際には、必ず冬用タイヤ等を装着してください。」との注意喚起をおこなっています。
また、近畿地方整備局は、降雪時に予防的に通行止めをする可能性がある区間として、京都市内関連では、国道1号線(大津市逢坂~京都市東山区・逢坂山、東山トンネル)、国道9号線(京都市西京区大枝沓掛町~京都府亀岡市篠町王子・老ノ坂峠)を指定していて、不要不急の通行を控えるよう呼び掛けています。
筆者の友人や知り合い、取材先などでも次々とインフルエンザに罹患して休業する方が増えていて流行を実感するとともに、心配しています。交通状況も含めて、みなさんくれぐれもお気を付けください。