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恥をかく前に!社内・社外への新年挨拶ポイント10選【ビジネスマナー】

太田章代新人育成トレーナー

人材育成トレーナー太田章代です。

気持ちも新たに新年をスタートするために、仕事始めの挨拶は重要です。しかし、通常とは違う挨拶をするため、これで相手に失礼がないか迷ったりすることはありませんか。

ここでは、社会人として新年の挨拶で失敗しないために、社内の人、社外の人への挨拶マナーのポイントをご紹介します。

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新年『社内の人』への挨拶のポイント

まず社内の人への挨拶の仕方をみていきましう。

1.上司や先輩よりも先に

これは普段と同じですが、相手から挨拶されてからするのではなく相手よりも先に挨拶をすることが大切です。挨拶は仕事をしやすくするためのコミュニケーションです。自分から先に挨拶をすることで好意を示し、相手との距離が縮めていきましょう。

2.年賀状やSNSで挨拶が済んでいてもリアルで挨拶

会社によっては、年賀状やSNSで挨拶が済んでいる場合もあると思います。しかし、リアルで会ったときには改めて「あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします」と挨拶をするようにしましょう。

3.立場の上の人から一人ひとりに挨拶

新年のあいさつは普段よりも「丁寧」にするようにします。仕事で関わっている人達には直接一人ひとり、目を見て挨拶をしましょう。順番は部署で一番立場の上の上司から順番です。人数が多い場合は直属の上司や関係性の深い人だけ一人ひとり挨拶をして、その他の方にはデスクの島ごとに挨拶をします。マナーは決められたことではないので、どうしたら気持ちの良い挨拶ができるか考えて行動しましょう。

4.喪中の人への挨拶は気をつける

昨年ご家族が亡くなり喪中の人がいたら、「あけましておめでとうございます」は言わないように気をつけましょう。喪中の人へは「おはようございます。本年もよろしくお願いいたします」と挨拶をします。

5.上司や先輩を観察して同じ行動をする

会社により新年挨拶のルールがある場合があります。転職者や新卒者は、出社したら周りの人達がどのように挨拶をするのか観察をして、同じように挨拶をするようにしましょう。

新年『社外の人』への挨拶のポイント

続いて、社外の人への挨拶の仕方をみていきましょう。

1.挨拶の手段を見極める

挨拶の手段は「対面」「電話」「メール」「チャット」などがあります。訪問して挨拶する「対面」が一番丁寧な挨拶です。しかし、相手が対面を望んでいない場合は『年初の忙しいときに迷惑』と思われてしまいます。基本的には普段やりとりをしている手段で新年の挨拶をしても失礼ではありません。相手が望んでいる手段を察して新年の挨拶をしましょう。

2.挨拶は仕事始めの1週間以内が目安

一般的に「あけましておめでとうございます」と言える期間は、松の内の1月7日までです。(地域により異なります)しかし年末年始の休暇あけですから、取引先が多い人は1月7日までに挨拶を完了することは難しいでしょう。明確な決まりはありませんが、仕事はじめの1週間を目安に「あけましておめでとうございます」と言っても違和感はありません。

3.上得意先は仕事始めの日に挨拶

年始の挨拶はできるだけ早く挨拶をすることが大切です。挨拶を早くすることで、相手を大切にしていることが伝わります。取引先が多く1日では挨拶が終わらない場合は、上得意先や関係性の深い取引先から順番に挨拶をしましょう。

4.滞在時間は15分以内

年始はどこの会社も忙しくしていることが多いものです。対面や電話で挨拶をする際には、相手の時間をいただくため配慮が必要です。対面で挨拶する場合はアポイントを取って訪問するようにします。雑談などは手短に、滞在時間は15分以内にすることが望ましいですが、相手の状況に合わせて対応しましょう。

5.メールのCcは使わない

年始の挨拶をメールで送る場合、Ccに入れて送るとCcの人を軽く扱っているように感じられてしまいます。新年の挨拶は重要なので全員TOにアドレスを入れ、宛先を以下のように役職が上の方から記載して送る、もしくはお一人ずつメールを送るようにしましょう。

株式会社〇〇〇

部長 □□□□ 様

主任 △△△△ 様

まとめ

マナーは相手への思いやりを表現したものです。良好な関係性が築けるような新年の挨拶を心がけたいですね。

では、社内・社外の人への挨拶のポイントをおさらいします。

新年『社内の人』への挨拶のポイント

1.上司や先輩よりも先に

2.年賀状やSNSで挨拶が済んでいてもリアルで挨拶

3.立場の上の人から一人ひとりに挨拶

4.喪中の人への挨拶は気をつける

5.上司や先輩を観察して同じ行動をする

新年『社外の人』への挨拶のポイント

1.挨拶の手段を見極める

2.挨拶は仕事始めの1週間以内が目安

3.上得意先は仕事始めの日に挨拶

4.滞在時間は15分以内

5.メールのCcは使わない

年始の挨拶をしっかりおこない、気持ちの良いスタートを切りましょう。

新人育成トレーナー

愛知県岡崎市出身。損害保険会社の事務員から広告代理店の営業職に転職。入社2年目から6年連続売上トップ。32歳で統括本部長に抜擢。50人の部下を指導する。35歳代表取締役に就任。その後、2006年人材育成事業で独立。現在まで研修&講演に2,000本以上登壇。離職率の低下や、職場のコミュニケーション改善などで成果を上げる。独自の体験型講演が好評をいただき、講師評価98.7%でリピート率も高い。研修&講演を通して【働くを楽しむ】社会創りに貢献するという使命のもと、日本全国で精力的に活動中。

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