沖縄!「NAHAマラソン」完走率は50%台も。エントリーは8月28日まで!
|12月4日開催!
沖縄県那覇市で開催される。NAHAマラソンは、12月開催と言ってもマラソン中の気温は雨が降らない限りに21~25度を超える大会。過ごすには快適ですが、マラソンとなるとかなり過酷。とはいっても都内であれば1泊2日で参加できる大会でもあります。今年は12月4日開催。
|完走率は50%台も
NAHAマラソンは、制限時間6時間15分と比較的長いにも関わらずに、他の大会では制限時間が6時間あれば完走率は9割は優に超えるにも拘らず、ここ数年7割を超えることが無く、2016年には完走率が53.2%と非常に低い、それは気温の高さや日差しの強さと、コースの影響があります。
|スタートは9時!日差しを遮る場所が少ないコース
スタートは奥武山公園に9時スタート。しかし、最終ランナーが通過するには30分弱かかります。コースは2km過ぎから国際通りへ、最高の観光地を巡る。一方で、2万人が走るので大渋滞。そのランナーを出迎えるかのように沿道では多くの応援が、同時に子供たちは私設で給水してくれます。ここで水を被らないと熱中症間違いない位に対策が必要です。従って日焼け止めやキャップなど、夏に走る対策と同じ準備をしましょう。
|アップダウンが続く
NAHAマラソンのコースは10kmまでは丘を上り下りするようなアップダウンが、20km地点に向かう頃には山を登るかのようなアップダウン。それを超えると一気に下ります。
制限時間
・第一制限地点;平和記念公園内21.3km(12:15)スタートから3時間15分であるが、スタートロスを考えると3時間を切る制限時間。日差しと登りの対策を!
・ 第二制限地点;那覇看護専門学校34.3km(14:10)ここを越えても残り1時間5分で8kmは非常に厳しい。
※競技中止勧告7.4km(10時半ごろ)。13.5km(11時35分ごろ)。17.3km(12時ごろ)。28.3km(13時半ごろ)。39.3km(15時ごろ)
|完走の2/3が残り30分以内でゴール
第二制限地点を超えても、ここからが油断ならない。実はNAHAマラソンのゴールする2/3のゴールタイムは5時45分以降に集中します。最終盤は、ランナー渋滞に巻き込まれます。特に37kmを超える小禄バイパスは、那覇空港が目の前なので空港に乗り入れるバスや車の影響でランナーは一車線のコースを走り、更に登ります。39kmから一気に下ります。
|41.9km付近に最難関が!
NAHAマラソンの名物は、ゴールする奥武山公園競技場の入り口門を制限時間15:15前に通過しないとゴールできません。その封鎖方法は「人間の鎖」という赤のジャケットを着た係の人がスクラムの様に人の柵で壁を作り門を閉めてしまいます。まさにゴールの分かれ目になります。
こんな過酷なコースでも私設エイドではソーキそばやフルーツ。オリオンビール?なども、差し入れしてくれ元気をくれます。そんなNAHAマラソン。2022の思い出に如何ですか?
Written by マラソン完走請負人/牧野仁です
有限会社スポーツネットワークサービス代表取締役。初心者向け走り方教室「Japanマラソンクラブ」を立ち上げ、様々な方々に走るまでの準備やケガを防ぐ走しり方などを指導。走ることを軸に、旅行(旅RUNの名付け親)や食、健康、美など提供しています。ジョギングインストラクター資格認定講座も開催。
著書;楽して走ろうフルマラソン(ランナーズ)。フルマラソンスタートBOOK(エイ出版)。目からウロコのフルマラソン完走新常識(実業之日本社)など多数。
テレビ;「ラン×スマ(NHK BS)」「ソレダメ(テレビ東京)」など出演。
「相棒」「警視庁・捜査一課長」などランニング監修。
雑誌;Tarzan(マガジンハウス)ランニングスタイル(エイ出版)MONOQLO(晋遊舎)など、監修
YouTubeチャンネル:ビギナーランニングマガジン / 完走請負人牧野