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【相模原市】相模原市立博物館の展示物は何がある?見学してきました!

みいこライター(相模原市)

こんにちは
Yahoo!地域クリエイターのみいこです。

今回は、相模原市立博物館をご紹介します!
(取材は、相模原市立博物館様のご協力のもと行っております)

相模原市立博物館
相模原市立博物館

相模原市立博物館は淵野辺駅南口から徒歩20分ほどの場所にあります。
バスを利用した場合は、「市立博物館前」下車してすぐです。

無料駐車場95台(大型バス4台可) 
無料駐車場95台(大型バス4台可) 

無料の駐車場は広く、95台駐車することができます。
駐輪場は、臨時の駐輪場が設けられており、駐車場入ってすぐ左の場所にあります。

正面玄関
正面玄関

では、入館してみましょう!

入館してすぐの右側には、2003年~2010年に宇宙を旅した小惑星探査機「はやぶさ」初号機の原寸大模型が展示されています。

小惑星探査機「はやぶさ」初号機
小惑星探査機「はやぶさ」初号機

「はやぶさ」に見送られ、通路を奥に進むと…

マンモス 肩までの高さ:約3m 体重:約3t
マンモス 肩までの高さ:約3m 体重:約3t

自然・歴史展示室があり、マンモスに出迎えられます。
とても大きいので迫力満点です。

約4万~1万年前、マンモスはシベリアから日本へ渡ってきて、北海道を中心に生息していたそうです。
そして、約1万年前には絶滅し、今でもシベリアの永久凍土の中には多くのマンモスが眠っているそうですよ。

シカと狩人
シカと狩人

こちらは旧石器時代の様子を表した「ヘラジカと狩人」のジオラマです。
写真では伝わらない迫力があります。
ぜひ実物を見てほしい~!

富士相模川泥流の堆積物
富士相模川泥流の堆積物

上の写真は、約2.2万年前に発生した富士相模川泥流の堆積物を複製した地層です。
富士山の泥流が相模川まで到達するなんて、勢いの強さが想像できますね…

こちらは遺跡(旧石器時代~現代)の地層です。
実物はさらに土の色の違いや、古い時代の遺跡ほど深いところから発見されることがよく分かります。

そして、写真下の「郷土の歴史」ブースには、市内の遺跡から出土した縄文土器がズラリ!

3万年前から続く人の営みを土地などで紹介
3万年前から続く人の営みを土地などで紹介

郷土の歴史を学ぶことができる
郷土の歴史を学ぶことができる

当麻山を開山した一編上人
当麻山を開山した一編上人

たくさんの土器を観覧した後に突如姿を現す「一遍(いっぺん)上人像(複製)」に少々どきどきしてしまいますが、実物は相模原市指定文化財とされており、とても貴重なお姿です。
本像は、当麻山無量光寺にあります。
一遍(いっぺん)上人像の前に立つと、ばっちり目が合います…どきどき…

昭和時代初めの頃の旧清水家 復元模型
昭和時代初めの頃の旧清水家 復元模型

こちらは、昭和時代初めの旧清水家屋敷全体の復元模型です。
よく見ると、洗濯物を干している女性や、麦などの脱穀作業をしている姿が分かります。

もう少し寄ってみましょう

蚕がたくさんいる様子もわかりますね。
蚕が桑の葉を食べる音や養蚕をしている人たちの会話が聞こえてきそうです。

こちらの旧清水家復元模型には、動画解説が設置されているので、ぜひ観覧と併せて利用してみてくださいね。
さらにリアルさが伝わりますよ。

清兵衛新田の開拓農家「旧大谷家(復元)」
清兵衛新田の開拓農家「旧大谷家(復元)」

さて、こちらは清兵衛新田の開拓農家「旧大谷家(復元)」です。
中に入ることはできませんが、入り口から屋内を見渡すことができます。

茅葺屋根にはアヤメの仲間のイチハツが咲いています。
イチハツは乾燥に強く、屋根に根をはって雨が染み込みにくいため、昔は屋根の上部に植え付ける風習があったそうですね。
暮らしの知恵、先人の知恵が詰まった家屋です。

堆肥作りの道具が展示されている小屋
堆肥作りの道具が展示されている小屋

こちらの物置(移築)には、堆肥作りの道具が展示されています。

道具の数々から堆肥作りが大切とされていた様子が伝わる
道具の数々から堆肥作りが大切とされていた様子が伝わる

中を覗くと、いたるところに農具をはじめとした道具が移築前と同じように置かれており、この時代の背景が伝わります。

小屋の裏の材木
小屋の裏の材木

小屋の裏側にまわると材木が保管されていました。
家屋や小屋の正面だけではなく、裏側も観覧できるので、さらにリアルさを感じることができます。

地域と農具
地域と農具

こちらには農具が展示されています。
鍬(くわ)の種類の多さに驚きました。
ぜひ、確認してみてくださいね。

次は、「人と自然のかかわり」ブースです。

動物や昆虫などがお好きな方は、じっくりたっぷり楽しむことができますよ。
相模原市は自然が豊かであることがよく分かります。

そしてこちらは、「地域の変貌」ブースです。

昭和前期の金銭器など、昔の人々が大切に使用していた物が展示されています。

金銭器(昭和前期)
金銭器(昭和前期)

下の写真は、昭和15年に撮影された陸軍士官学校正門です。

陸軍士官学校正門(昭和15年)
陸軍士官学校正門(昭和15年)

相模原市は、東京から比較的近く、平坦な土地であったため、昭和12年から陸軍関係の施設が建設されるようになりました。

最初に建設されたのは、陸軍士官学校です。(昭和12年)
市域では、北部に兵器の製造や教育に関する施設が、南部に陸軍の学校や病院などが建設されました。

昭和10年代の榴霰弾弾薬箱や野戦蹄鉄工具箱
昭和10年代の榴霰弾弾薬箱や野戦蹄鉄工具箱

展示されている榴霰弾(りゅうさんだん)弾薬箱や野戦蹄鉄工具箱などは、昭和10年代、実際に陸軍兵器学校で使用されていたものだそうです。

そして、昭和20年代になると、見たことがある家具や道具が。

昭和20年代の茶だんす
昭和20年代の茶だんす

昭和40年代の石油ストーブです。

おしゃれも取り入れたデザインで、現代に近づいてきた感じですね。

白黒テレビです。
カラー放送は昭和35年頃から始まっていましたが、まだまだ白黒テレビの使用率が高かったようで、カラーテレビが普及したのは昭和40年頃からのようですね。
白黒時代は色を想像するなど、テレビの向こう側に夢がいっぱい詰まっていたのでしょうね。

特別展示室では、令和4年1月29日(土)から3月13日(日)まで【古代相模原台地の開発】と題した企画展が開催されています。
会期中の休館日は毎週月曜日・2月24日(木)です。お間違えのないようにお出かけください。

「天文展示室」です。

中は、JAXAで働く方からのメッセージが展示されていたり、

異空間!!宇宙!!を感じることができる映像を鑑賞できます。

重さ32,6kgある鉄隕石
重さ32,6kgある鉄隕石

これは、重さ32.6kgもある隕石です。
写真右側のピンク色の磁石がしっかり隕石にくっついています。

館内にはプラネタリウムが併設されてます。
(上映中の番組時間・観覧料はHPでご確認ください)

直径23mのドームで見る満点の星や映像は迫力満点!

プラネタリウム
プラネタリウム

館内をじっくりまわったあとは、ミュージアムショップでお買い物ができます。

相模原市立博物館 ミュージアムショップ
相模原市立博物館 ミュージアムショップ

宇宙食が販売されていましたよ。

ここではJAXA関連のガチャガチャもできますよ~。

私もひとつガチャガチャ…
(はやぶさ2がほしい…はやぶさ2が…)

実験用航空機「飛翔」が出ました!(笑)
コレクションが始まる予感です。
次回こそ「はやぶさ2」が出ますように☆

相模原市立博物館は見どころがいっぱいです。
相模原市の今昔物語を感じることができ、昔から変わらない風景も、変わりゆく風景も、どちらも大切に暮らしていきたいなと思いました。

コロナ禍により、お出かけがままならない状況ですが、相模原市立博物館では感染症予防対策をしっかり取り入れておりますので安心して観覧することができます。
ぜひご家族で足を運んでみてくださいね。

今回取材にあたり、担当の方はじめ館内スタッフのみなさまが本当に優しく親切で、終始笑顔で対応してくださいました。
心よりお礼申し上げます。取材にご協力いただき有難うございました。

ライター(相模原市)

相模原市で生まれ、相模原市で育ち、今もなお相模原市で生活を楽しむフリーライター。昔も今も変わらない相模原市の良いところ、なつかしい風景、お店などなど…大好きな相模原市の楽しい面白い懐かしい情報を発信します。

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