東大阪市にはたくさんの桜の名所があります。その桜の木は、秋が深まるといち早く紅葉の見頃をむかえる木でもあります。石切神社のすぐ横にある石切自慢の「桜坂」。現在は紅葉のトンネルとして楽しむことができます。

「桜坂」は、近鉄「新石切駅」から徒歩10分弱。石切神社鳥居のすぐ横にあります。春になると桜の花道が綺麗な自慢の桜スポットです。ということは、秋になるとその桜の木による紅葉が楽しめるということですね。早速様子を見に行ってきました。
「桜坂」の入り口から紅葉が見頃をむかえており、赤と黄の空間が本当に美しいです。桜の木が作り出す落葉のトンネルですね。

早速坂を登っていきましょう。紅葉の赤にも色々な種類があり、見ていて面白いです。ところどころ緑のものがあったり、黄色く紅葉しているものがあったり、ちょっとしたコントラストがすごく綺麗です。この坂道を登っているだけで、穏やかな時間を過ごすことができます。

そんな「桜坂」を登った先には、「コスモス」の花が咲いています。この時期は紅葉だけでなくコスモスも見頃をむかえる季節です。コスモスの見頃は、10月中旬から12月中旬ごろまでです。紅葉の見頃とちょうど時期が重なり、一緒に楽しむことが出来る植物です。紅葉の壮大な空間とは違い、小さくて可愛らしい花びらにほっこりします。

「桜坂」を登り切って、少し回り道をすると「東石切公園」に着きます。ここも、桜を楽しめる公園です。特に入り口にはたくさんの桜がたくさん生えており、真っ赤に包まれた空間が本当に綺麗です。

公園内は、色とりどりの紅葉を楽しむことができます。敷地も広いのでゆっくりお散歩ができるスポットです。一本一本が立派に生えており、堂々とした様子に感銘を受けます。木の近くにはベンチも設置してあるのでゆっくり観察することができますよ。

公園の高台に登ると景色が綺麗です。「あべのハルカス」まではっきりと見渡すことができます。紅葉の迫力と違い、都心の風景にも壮大感を感じますね。山と都市、一見相反するものに感じますが、どちらも共存しそれぞれの美しさがあることを感じます。

東石切公園（桜坂）