鋼管通の蕎麦名店、長野へ移転 62年の川崎での歴史に幕 【川崎市川崎区】
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武蔵小杉と川崎を行ったり来たりしながら、川崎市内のトレンド&カルチャー情報をほぼ毎日更新しています、俳優のAshです。いつか酒場放浪記のプロデューサーに見つかって、琵琶を弾き歌いながら酒場をめぐる番組に出演するのが夢!(笑)
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鋼管通りの長寿庵閉店
さて、本日は、川崎南部においてとても貴重な存在だったお蕎麦屋さん「長寿庵」さんの川崎での最終営業日です。
鋼管通りで62年
お店が閉まることがわかると、先月くらいからはファンの方々が別れを惜しみ、続々と訪れていました。
私も稽古場が鋼管通りにあるので、川崎に越してきたばかりの頃はよくお邪魔したのですが、子どもが生まれてからはほとんど行けていませんでした。
移転先は長野県の御代田ということで、わたしはそこそこゆかりのある土地でほっとしましたが、なんとか川崎での営業中に行きたい、と予定を工面。
閉まってしまう前に行くことができました。
石臼挽きの滑らかなコシ
長寿庵さんといえば、やはりこの石臼挽きの滑らかなコシの蕎麦。
本当は、二八と十割と両方食べたかったのですが、前にもあとにも仕事と予定が詰まっており、ラストは十割でいくことに。
福井市産の十割蕎麦
この麺の細さと、私の一番好きな「鰹の効いた甘くないつゆ」。蕎麦とつゆの引き立て合い方が本当に素晴らしい。
これが鋼管通りで食べられなくなるのは、やっぱり寂しいですね。
つるつるっと、10分以内で完食しました。
ほんとうは夜にお酒も楽しみに来たかったんですが…
それは御代田のお店での楽しみにとっておきます。
子どもたちの街探検の記憶も
近隣の小学生たちが街探検の授業で来たときの記録が、すごく素敵なので、記念に掲載させていただきますね。
長寿庵さんが、1962年に浜町のセメント通りで開業され、その後移転したことなども丁寧に取材されています。
鋼管通りのみなさんも、長寿庵さんがいなくなることは本当に寂しいことでしょう。
でも、長野で新しいお店をされるということで、前途を(勝手に)心から応援したいと思っています。(^^)
一つだけ残っていた蕎麦猪口をいただいて帰りました。
長寿庵さんの思い出を持ち帰れてうれしいな。
長い間、川崎の南部で美味しいお蕎麦を作ってくださってありがとうございました。長野でもがんばってくださいね。
石臼挽き蕎麦 長寿庵 川崎鋼管通り
住所:川崎市川崎区鋼管通1-17-3
※川崎での営業を2023年7月23日で終了
移転先:長野県北佐久郡御代田町御代田2554-5(9月中旬ごろ開店予定)