1月下旬にオープンした高知の小さな洋菓子店「プラリーヌ」さん。コンパクトなお店ですが、生ケーキ、焼ケーキ、焼き菓子など種類は豊富です。店内に入るとお店のイメージカラーでもある、フランスの伝統色（ブルーフェメ色）の青い壁が目に入ります。タイルを張ったカウンターで清潔感のあるデザインが落ち着きを感じさせてくれます。

小さなお店ですが、インテリアやお花などもオシャレで、店内の所々にカメさんが飾られているのもかわいい（お店のマスコットかな）。この日は生ケーキが11種類、焼きケーキが５種類ありましたが、どれも美味しそうなので、どれにするか迷います。季節のタルトはインパクトがあり目を惹きます。今は「文旦」と「せとか」でしたが、時期によって変わりますので何度も足を運びたくなります。

焼き菓子の詰め合わせもあり、相談すれば予算に合わせてギフトセットを作っていただくことも出来ます。箱に入れる場合は箱代がかかりますが、紙袋に入れて取っ手をつけるタイプだと無料だということなので、TPOに合わせてセレクトするのもいいですね。誕生日や記念日のケーキも注文できます。

焼き菓子のなかで目にとまったのが「文旦のフィナンシェ」。自家製の文旦ピールが入って、ホワイトチョコとピスタチオでデコレーションされています。文旦ピールのほろ苦さでフィナンシェの甘さがより際立ちます。プラリーヌさんのフィナンシェにはアーモンドとヘーゼルナッツのパウダーが入っていて、しっかり焦がしたバターも入ることでより香ばしいかおりを感じました。

ケーキは「文旦タルト」と「ガトーバスク」を選びました。ガトーバスクはバスクチーズケーキで有名なフランスとスペインにまたがるバスク地方のお菓子。香ばしいアーモンドたっぷりの生地にカスタードクリームと木苺のジャムのバランスが絶妙！！「ガトーバスクショコラ」と悩んだので、次はショコラを食べます。「文旦タルト」もジューシーで酸味があり後味がさっぱりします。

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