今年の11月１日に古賀市立図書館は移転開館そして歴史資料館は開館、それぞれ30周年を迎え、現在楽しい記念イベントが多数開催されています。

図書館前エントランスロビーには図書館、歴史資料館の思い出や、お祝い・応援メッセージなどが掲示されていて、多くの人が大切な時間を有意義に過してきた場所だと感じられます。

10月6日（日）までは「図書館Week2024　(第30回図書館まつり)」も同時開催されています。

◇開館30周年記念

平成6年（1994年）11月に古賀市立図書館は移転開館、歴史資料館は開館して今年30周年を迎えます。

平成28年（2016年）には「リーパスプラザこが（古賀市生涯学習センター）」の開館により中央公民館・交流館の建物と一体化し、移動や利用が便利になって多くの人が幅広く交流する施設です。

現在、図書館・歴史資料館30周年記念イベントが開催されています。

【内容】

＊パネル展　図書館・歴史資料館のあゆみ

場所／ 歴史資料館 中会議室（図書館2階）

＊館内にかくされた文字をさがせ！　キーワードラリー

場所／ 図書館・歴史資料館
＊祝30周年　お祝い・応援メッセージ　大募集

場所／ 図書館前エントランスロビー

＊土器パズル

場所／ 歴史資料館（図書館2階）
＊むかしのあそび（10月8日～）
場所／ 歴史資料館 中会議室（図書館2階）

などがあり、キーワードラリーではキーワードを完成させると「30th記念シール」や、抽選で古賀産のお米がもらえるといった楽しさ満載のイベントになっています。

また、10月6日（日）までは「図書館Week2024　(第30回図書館まつり)」が同時開催です。

◇図書館と歴史資料館

「リーパスプラザこが（古賀市生涯学習センター）」の正面玄関に向かって右手に図書館と歴史資料館の入り口があります。

エントランス奥の1階が古賀市立図書館で、2階が歴史資料館です。

1階にある図書館は明るくて清潔感があり、だれもがゆったりと落ち着いて利用できるよう工夫されているのがわかります。

古賀市は子どもの読書活動に力を入れていて、乳幼児から本に親しめるように多彩な読み聞かせの会などを実践しながら、本との出会いが体験できる場をたくさん提供しているようです。

「赤ちゃんおはなし会」や「小さい子のおはなし会」、それに毎週楽しめる「どようおはなし会」など、だれでも自由に参加できるイベントがあるのは素敵ですね。

エントランスロビーには「祝30周年　お祝い・応援メッセージ　大募集」で集まったたくさんのメッセージがはられています。

中には図書館のスタッフへの感謝の気持ちが書かれたものも多く、メッセージを呼んだスタッフはとても励みになると話してくれました。

図書館の2階にある歴史資料館です。

歴史資料館は入館無料で、古賀市の歴史や文化を子どもにもわかりやすく、一緒に楽しみながら学び歴史探訪できるスペースです。

国史跡の船原古墳（ふなばるこふん）から出土した馬具などが常設展示されているほか、古賀の歴史が学べる講座や企画展も随時行われています。

雲珠（うず）や国内初の発見となるガラス装飾付きの辻金具（馬具の一種）は豪華で興味深いものです。

ほかにも館内には民具コーナーや歴史コーナー、ビデオコーナーなどが設けられていて、ここではタイムトリップが楽しめます。

歴史資料館 中会議室では「図書館・歴史資料館のあゆみ」パネル展が開かれています。

以前開催されたイベントの写真やポスター、その当時の様子がわかるニュースなどをパネル展示し、30年の歴史を振り返るコーナーです。

取材当日は「ブックリサイクル」が開催されていました。

※「ブックリサイクル」は10月6日（日）まで。10月8日（火）からは「むかしのあそび」開催予定。

図書館で不要になった本を自由に持ち帰ることができるので、有効活用できる本はないかと箱の中をのぞき込んで楽しみました。

10月20日（日）まで開催されるイベントを何度でもたずねて、本や歴史に親しむのもいいかもしれませんね。

古賀市立図書館は移転開館、歴史資料館は開館して30周年を迎える今年、それを記念して多彩なイベントが開催されています。

日常の生活の中に学びや豊かさをプラスするのに、図書館・歴史資料館は最適な場所です。

現在開催中の図書館・歴史資料館30周年記念イベントに気軽に参加してみてはいかがでしょうか。