みなさんはカフェの新規開拓をしようと思ったとき、どのようなエリアを探しますか？比較的市街地にはカフェやレストランなどの飲食店が多い印象ですが、意外にも、最近は住宅が立ち並ぶベッドタウンでも穴場の素敵なカフェを見つけることができます。この日訪れた「Prisme.（プリズム）」さんは、茨城県つくばみらい市の住宅地にあるおしゃれなカフェです。カフェ通にもまだあまり知られていない魅力あるお店で、美味しい焼き菓子とハーブティーをいただいてきました♪

「Prisme.」ってどんなお店？

「Prisme.」さんがお店を構えるのは、茨城県つくばみらい市の住宅街。周辺にはおしゃれな外観の住宅が多く、アンティーク調の可愛らしい外観をした同店は周囲の景観によく馴染んでいます。最寄駅はつくばエクスプレス線のみらい平駅になりますが、駅から15分以上歩かなければならないため、車での訪問をおすすめします。敷地内の駐車場は2台分。お店の向かいにはみらいの森公園があるので、お店を探すときの目印にしましょう。

お店に到着してまず注目するのは、綺麗に手入れされた店前のガーデンでしょう。アールを描くアーチの手前に置かれた黄色いポストが、グリーンが敷き詰められた庭のアクセントとなっています。

タイルが敷かれたテラスには、天然木のテーブルセットが置かれていました。飲食スペースとしての役割はもちろん、庭の雰囲気に馴染むナチュラル感とアンティーク調の河口が施されたデザインは、オブジェとしてもとても優秀です。

店主みずから手掛けたこだわりあふれる内装

店内の壁は、白く漆喰が塗装されたこだわりあふれるデザイン。漆喰の塗装や一部家具のDIYは店主みずからが手掛け、店内のほとんどの雑貨が手造りの1点ものというこだわり様です。ドールハウスのような可愛らしい内観と店主のこだわりあふれるおしゃれな家具や雑貨のデザインに、思わずじっと見入ってしまうことでしょう。

あえて梁を残した天井から下がっているのは、手編みレースのシェードのついたペンダントランプ。空間の至るところに飾られているドライフラワーとの愛情がよく、レースの隙間から漏れる優しい光が空間に温もりを与えています。

壁面に沿って置かれているのは、ハンドメイドのアクセサリーとお店自慢の焼き菓子。この日は閉店直前の訪問だったので、焼き菓子は一部売り切れが発生していました。目当てのお菓子がある場合は、できるだけ早めの時間帯に訪問することをおすすめします。

自慢の焼き菓子とハーブティーを堪能

この日いただいたのは、同店人気の焼き菓子「キャロットケイク」と、同伴していた友人とともに各々好きなドリンクをオーダーすることに。

キャロットケイクは、ニンジンとナッツのつぶつぶ感がアクセントとなった食べごたえのあるひと品。大人から子どもまで誰にでも食べやすいよう、独特な香りのあるスパイスなどは使っていません。

ドリンクは、友人はアイスの「チャイ」を、筆者は、血行促進や女性ホルモンに作用する嬉しい効能が期待できるハーブティー「ウーマンブレンド」をそれぞれオーダーしました。ウーマンブレンドにはチェストツリー、レディースマントル、セージなど7種類のハーブがブレンドされていて、くせのない飲みやすい味わいが特徴です。

アイスドリンクのグラスに敷かれたコースターはスクエアタイルを合わせたもの。テーブル雑貨ひとつであっても妥協しない、空間と一体化したデザインを楽しめるところも「Prisme.」さんの魅力のひとつでしょう。

テイクアウトのみの利用もOK

この日はラストオーダーの時間前にギリギリ滑り込めたので店内でドリンクをいただきましたが、店内に並んでいる焼き菓子は、テイクアウト購入のみの利用もOKです。

一部の焼き菓子は、季節によって使用する具材やフレーバーが変わります。商品の詳しいラインアップはお店へ直接問い合わせてくださいね！

「Prisme.」の詳細情報

遠方からでも足を運びたくなる魅力のあるお店

これまでに何度か茨城県を訪れたことがある筆者ですが、今回、これまでに用事がなければ立ち寄ることのなかったつくばみらい市でとても素敵なカフェと出会うことができました。特別な用事がなくても、カフェを利用するためだけにわざわざ足を運びたくなるほど、カフェ好きにとって魅力的な要素がたっぷりあるのが「Prisme.」さん。みなさんも、ぜひ足を運んでみてくださいね！