【名古屋市周辺】名古屋市最高峰を一望!360度の絶景広がる定光寺野外活動センターの展望塔を訪ねてみた
東部丘陵(濃尾平野東側にある丘陵、名古屋市内であれば守山区・名東区・天白区・緑区などが該当する)をはじめとして、豊かな自然が残っている名古屋近郊。
小牧市、春日井市、瀬戸市、豊田市藤岡地区といったエリアにまたがって、東海自然歩道も通じています。
愛知県の高尾山として親しまれている「猿投山(さなげやま、標高629m)」や、名古屋市最高峰の「東谷山(とうごくさん、標高198m)」など、ハイカーが通う登山スポットも多いですが、初心者の方でも楽しめるおすすめスポットが展望台です。
なぜなら山頂近くまで車でアクセスでき、手軽に山頂の絶景を味わうことができるため。比較的標高の高い山が発達している東部丘陵の北部には、いくつか素晴らしい展望台が設けられています。
今回は中でも穴場な「定光寺野外活動センター」の展望塔をご紹介!Googleマップに登録されておらず(2023年12月現在)、知る人ぞ知るスポットなのですが、センターの敷地内にはなんと5階建て相当分の展望塔が立っているのです。
高低差が結構あるので、螺旋階段を上っていくのも少し怖い気がしますが、おそるおそる上っていけば、少しずつ景色が開けてきます。名古屋近郊の山並みや、12月でも山肌に広がる紅葉が美しく、思わず見惚れてしまいました。
そして展望塔に上り切ると、360度にわたって絶景が広がります。
まずは北側から。定光寺周辺の山々と春日井三山が広がります。鮮やかな紅葉の峰の先には、なんと木曽の名峰・御嶽山(おんたけさん、標高3,067m)。これほどスケールの大きい山岳パノラマが、まさかこんな場所から見られるとは...!
天気が良ければ遠く、霊峰「白山(はくさん、標高2,702m)」の山並みも望むことができます。
こちらは西側。犬山から小牧方面まで、丘陵から町へ変わっていき、広大な濃尾平野を望みます。左上にあるのは、小牧長久手の戦いの舞台にもなった「小牧山(こまきやま、標高86m)」。地図と照らし合わせながら景色を眺めるのも面白いです。
そして南側。こちらでは美しい紅葉の先に、先ほども冒頭で触れた名古屋市最高峰の東谷山(とうごくさん、標高198m)を望みます。そして遠く見えるのは、名古屋駅周辺の高層ビル群。
こうやって見渡してみると、東谷山が名古屋でいかに存在感のある山なのか、実感ことができます。山麓に尾張首長の墓と言われる志段味(しだみ)古墳群や白鳥古墳群が形成されている理由がなんだか分かる気がしてきますね。
そして東側には、東部丘陵を代表する「猿投山(さなげやま、標高629m)」の山並みが広がります。展望塔の柱を窓のようにして撮影してみました。
なだらかな山麓を形成しながら、少し尖った山容が特徴的です。猿投山周辺は東海自然歩道が続く、名古屋近郊の登山のメッカと言えるぐらい人気が高く、名古屋市内からでもアクセスしやすい山域です。
いかがでしたでしょうか。知る人ぞ知る「定光寺野外活動センター」の展望塔は、カモシカも生息する名古屋近郊の自然の素晴らしさを物語っている場所です。ぜひ一度訪れてみてください。
<定光寺野外活動センター>
住所:愛知県瀬戸市鹿乗町1231
営業時間:9:00〜16:00
休業日:
(1)4月1日から9月30日までは無休
(2)10月1日から3月31日までの月曜日(月曜日が祝日の時はその翌日)
(3)12月27日から1月5日まで
電話番号:0561-48-0770
アクセス:瀬戸市街から車で約12分
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