【戸田市】「三ツ木」に教えてもらった、豚革をオススメする3つの理由!
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/umaibiruganomitai/article/00261920/top_1656465807565.jpeg?exp=10800)
4人の育児を行いながら、2021年4月に開業した「三ツ木」の折笠真由子さん(以下、折笠さん)。
同年7月から、現在の革製品の製造販売をスタートしています。
![「三ツ木」折笠真由子さん](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/umaibiruganomitai/article/00261920/internal_1656465827915.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
今回は、折笠さんに豚革をオススメする3つの理由についてお話を伺いました。
純国産
![豚革は国内自給率100%](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/umaibiruganomitai/article/00261920/internal_1656465879766.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
豚革は「ピッグスキン」とも呼ばれ、日本で唯一、飼育から加工、製品化までを国内で自給できる革です。
現在はアジア圏を中心とした海外への輸出も行われています。
豚革の国内生産量90%以上が、東京都墨田区で生産されています。
折笠さんが豚革について知ったのは2021年春。
ちょうどそのタイミングで、戸田市の女性起業家セミナーを受講し、現在の事業をスタートさせました。
高品質
![ヨーロッパでは高級素材として認知されている豚革(画像提供:三ツ木)](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/umaibiruganomitai/article/00261920/internal_1656465931128.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
薄くて軽いのに、摩擦に強くて丈夫、通気性も良い。
特に薄さと軽さは、本革として有名な「牛革」に比べて、約1/5になります。
このような特徴を持つ豚革は、特に鞄や財布などの素材として最も理想的だと考えられています。
ヨーロッパでは高級な革素材として認知されていて、誰もが知っている某高級ファッションブランドにも、豚革が使用されています。
一方で、革製品全般、水には弱い特徴もあります。
雨などで濡れてしまった場合は、できるだけ早くに水分を拭き取りましょう。
また、「レザー用の防水スプレー」を吹きかけておくのもオススメです。
しっかりと手入れして長い間使用することで、素晴らしい経年変化をみせてくれるのも、革製品の大きな魅力ですよね。
SDGs
![豚革は「食用の豚の皮」を使用](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/umaibiruganomitai/article/00261920/internal_1656466040890.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
豚革には、「食用の豚の皮」を使用しているので、人が豚肉を食べ続ける限り、豚の原皮は生産され続けます。
その為、皮を目的に鳥獣を狩る必要がありません。
一方で、豚革の需要が減少してしまうと、その原皮は焼却処分されてしまうのです。
「持続可能な素材として、一人でも多くの方に豚革製品を知ってもらい、豚革製品を使ってもらいたい」
折笠さんはそんな想いから、手に取りやすい価格帯の豚革製品を展開しています。
豚の皮を「タンニン鞣し」で豚革へ
![豚革を使用したアクセサリーも販売](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/umaibiruganomitai/article/00261920/internal_1656466142468.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
鳥獣の皮は、そのままでは腐敗してしまいます。
素材として活用するために加工することを「鞣し(なめし)」といい、鞣す前の状態を「皮」、鞣した後の状態を「革」と表現します。
現在流通している革製品の約9割が塩基性硫酸クロムと呼ばれる化学薬品を使用する「クロム鞣し」を採用しています。
そんな中「三ツ木」では、植物の樹皮から抽出したタンニンを使用する「タンニン鞣し」にこだわります。
「タンニン鞣し」は植物由来のタンニンを使用していますので、赤ちゃんの肌に触れても安心ですね。
![傷やシワの1つ1つも革製品の魅力](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/umaibiruganomitai/article/00261920/internal_1656466192495.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
「タンニン鞣し」には、革に傷やシワが残ることもありますが、折笠さんは、その傷やシワの1つ1つも革製品の魅力だと捉えています。
「傷やシワは、動物たちが生きていた証。傷やシワの入った革製品が、世の中で受け入れられてほしいと願っています。」
「三ツ木」の革製品を購入する方法
2022年7月現在、「三ツ木」の革製品を購入する方法は2つあります。
![イベント出店の様子(画像提供:三ツ木)](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/umaibiruganomitai/article/00261920/internal_1656466249179.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
1つ目は、「三ツ木」が出店するイベントにて購入する方法。
「三ツ木」は、東京都内や戸田市内のイベントに出店しています。
イベント出店スケジュールは、「三ツ木」公式Instagramにて公開しています。
![(画像提供:三ツ木)](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/umaibiruganomitai/article/00261920/internal_1656466310149.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
2つ目は、上戸田4丁目の交差点にある「あかね工房」にて購入する方法。
販売代理を行う「あかね工房」では、選りすぐりのポーチや小物を店頭にて販売しています。
また、「三ツ木」には、ネット販売を求める声が多く届いています。
ファンの声に応える意味でも、一人でも多くの方に純国産の豚革を届ける意味でも、現在、「三ツ木」はネット販売開始に向けて準備中です。
イベント出店情報や、ネット販売についての最新情報は、「三ツ木」公式Instagramをご確認ください。
【情報】
三ツ木
あかね工房
住所:埼玉県戸田市新曽31-5