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打者一巡で7得点 連敗を3で止める/22歳右腕が野手転向、U18では日本戦の4番<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
決勝打のオ・ユンソク(写真:kt wiz/初報から差し替え)

19日のKBOリーグは全5試合が14時開始のデーゲームで行われた。

KTウィズ-LGツインズ(スウォン)はKTが2-3で1点を追う6回裏、3連打で無死満塁とすると6番チャン・ソンウが押し出し四球で歩いて同点とした。

1死後、8番オ・ユンソクがレフト前にヒット。2者が還ってKTが5-3と勝ち越しに成功した。さらに9番シン・ボンギ、1番メル・ロハス・ジュニアが連続タイムリー二塁打。2番ファン・ジェギュンも犠牲フライを放ち、KTはこの回7点を挙げて大きくリードした。

試合は10-4でKTが勝利し、KTが連敗を3で止めた。

映像:シン・ボンギのタイムリー二塁打(KBO公式YouTubeチャンネル)

◇5月19日(日)の結果

・トゥサン 3 - 3 ロッテ(チャムシル)

・キウム 10 - 3 SSG(コチョク)

 勝:キム インボム

 敗:オ ウォンソク

・KT 10 - 4 LG(スウォン)

 勝:キム ミンス

 敗:ソン ジュヨン

・サムスン 2 - 12 ハンファ(テグ)

 勝:リュ ヒョンジン

 敗:イ ホソン

・NC 1 - 2 KIA(チャンウォン)

 勝:チャン ヒョンシク

 敗:イ ヨンチャン

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「22歳の右腕が野手に転向」

キウムヒーローズは2021年のドラフト1次指名投手、チャン・ジェヨンが野手に転向すると発表。本人と球団が右ひじの治療について話し合う中で決定した。来週から指名打者でファームの試合に出場し、本人の意思で遊撃手、球団からの提案で中堅手の練習を行う。

同投手は高校時代に投打で注目され、2019年のU-18ベースボールワールドカップでは2年生ながら4番打者として日本戦にも出場した。

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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