【神戸市中央区】相楽園の紅葉は、今週末ちょうど見頃! 国重要文化財「船屋形」の一般公開を見てきました
最近になって、ぐっと寒くなり、各地で紅葉が進んできていますが、例年よりは遅い感じですね。2023年11月26日(日)に、「相楽園」に行って来ました♪
まだ、ちょっと早かったかなぁ…。
いや、そんなことなかった(≧▽≦)
広い庭園なので、日当たりや品種によって、色づき具合は、さまざまなようです。
ちなみに、入園料は、大人300円です。兵庫県在住の65歳以上の方は無料。公的機関が発行する証明書をお持ちください。今週末は見頃だと思います。
相楽園 船屋形(重要文化財)
今回、私の一番の目的は、相楽園の中にある、国重要文化財「船屋形(ふなやかた)」一般公開を見ること!!
江戸時代、参勤交代や琉球使節の江戸上り・朝鮮通信使の送迎などに御座船(ござぶね)が用いられました。河川用のものは川御座船、海用のものは海御座船とも呼ばれます。現存する、御座船は3艘。川御座船としては、相楽園の船屋形のみ。昭和55年にこの場所に移築されました。
ちなみに、公開されていない時は、扉が閉ざされています。下の写真は、2020年。コロナ禍で、一般公開がなかった年のものです。
例年、季節のよい春と秋に数日間、一般公開されているのですが、私が訪れた日が最後の日。今年はすでに終了。
係の方に「以前、靴を脱いで入っている人を見たことがあるんですが…。」と話される方が…。船屋形本体の老朽化のため、現在は内部に入場しない方法での公開となっているようです。
一般公開日のこの日は、御簾などの装飾も施されて、当時を偲ばせる外観を見ることが出来るようになっていました。
南側部分は、簡易の台が設けられていて、数段の階段を上がって鑑賞が出来るようになっていました。
そこから2階部分の内部を鑑賞することが出来ます。
見るからに重そうな木の素材。かなり重量がありそう。これが浮かんでいたんですよね? 凄い技術…。
外にも、金箔を施した豪華な装飾具が豪華な造り。
北側は、舟屋形の横を歩いて、ぐるっと外周を一回り。
中は、覗くだけ。
この舟屋形の正確な、建築年代を示す資料はないそうですが、家紋の跡などから、本多忠国が姫路藩に入封した、天和2年(1682)~宝永元年(1704)の間と推定されているそうです。
次の公開は、例年通りであれば4月末。青モミジが綺麗なころだと思います。機会があれば、ぜひ、訪れてみて下さい(≧▽≦)